ヘタリア学園
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第六千四百四十一話 豆腐は充実
第六千四百四十一話 豆腐は充実
フランス妹も湯葉、そしてお豆腐を食べて笑顔になりました。
「これは美味しいですわね」
「お豆腐自体が美味しいですけれど」
ロシア妹も食べつつ言います。
「京都のお豆腐はまた、ですわね」
「別格ですわね」
「冬だと南禅寺の湯豆腐もいいですわ」
「高いですけれど」
「昔から製法がしっかりしていまして」
ここで日本妹がお話します。
「そしてお水がいいので」
「だからですのね」
「これだけ美味しいですのね」
「はい、幕末の志士の方々も」
京都で新選組と戦っていたこの人達もです。
「会合の際料亭ではです」
「こうしたお豆腐を食べていた」
「そうですのね」
「おそらく」
そうしていたのではというのです、坂本龍馬さんも高杉晋作さんもそうだったのではないでしょうか。
第六千四百四十一話 完
2017・7・23
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