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ヘタリア学園

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第六千四百二十二話  夏には太鼓

第六千四百二十二話  夏には太鼓
 某脚本家さんは粋な浴衣姿で日本に言ってきました。
「やっぱり夏祭りはこれと太鼓だな」
「そちらもですね」
「ああ、ないとな」
 どうしてもというのです。
「夏って気がしねえな」
「そうですね」
「ああ、それと素麺だよ」
 それも忘れていない脚本家さんです。
「食いものは忘れたらいけないからな」
「貴方の脚本家でもそうですしね」
「ああ、それじゃあ今から一緒に祭りに行くか」
「どちらのお祭りに」
「何処かは適当でいいだろ」
 この辺りこの人らしいアバウトさです。
「とりあえず行こうぜ」
「はい、それでは」
 日本もお祭りに行くことになりました、ただし一緒に行くのは二人だけではありませんでした。


第六千四百二十二話   完


                2017・7・13 
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