ヘタリア学園
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第六千三百七十七話 ブレイクしてから
第六千三百七十七話 ブレイクしてから
妖怪博士はルーマニアに貸本時代の頃からのことをお話しました。
「あの時は金銭的に大変でして」
「売れなかったずらか」
「はい、しかし」
その売れなかった時代もというのです。
「突如という感じで売れまして」
「それで、ずらか」
「生活に困らなくなり」
そしてというのです。
「打ち切りもなくなりました」
「それはよかったずらな」
「妖怪についての本も出せる様になりました」
「そう聞くと売れてお金に困らなくなってずらか」
ルーマニアはここで気付きました。
「博士は妖怪の研究も出来る様になったずらか」
「そうなりますね」
「お金からずらな」
まずは貧乏神に憑かれていないこと、どうも癒される妖怪を描くにはそこからとなるみたいです。
第六千三百七十七話 完
2017・6・21
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