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ヘタリア学園

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第六千三百七十五話  昔の鬼太郎

第六千三百七十五話  昔の鬼太郎
 ルーマニアは試しに貸本時代の悪魔くんやゲゲゲの鬼太郎を見ましたがここでこう言いました。
「凄いずらな」
「こちらがマガジン版、ボンボン版です」
 妖怪博士はそちらを出しました。
「尚コミックボンボンはもうありません」
「そうずらか」
「休刊していまして」
 かつてはコロコロのライバル誌として子供達に愛されていました。
「それでなのです」
「その話も気になるずらな」
 こう言いつつルーマニアはマガジン版やボンボン版も読みましたが。
 読んでからです、妖怪博士ご自身に言いました。
「癒しとかないずらな」
「悪魔くんは打ち切りになりましたし」
 だから途中で終わっています。
「鬼太郎も全く違いますね」
「ほのぼの要素がないずら」 
 そんな作風でした、もう貸本時代を知っている人も少ないかも知れません。


第六千三百七十五話   完


                2017・6・20
 
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