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ヘタリア学園

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第六千三百六十九話  というか詳し過ぎ

第六千三百六十九話  というか詳し過ぎ
 ルーマニアは妖怪博士から日本の妖怪のお話を聞いていて驚いて言うことになったのでした。
「あの、思ったずらが」
「何でしょうか」
「博士というからには当然ずらが」
 それでもというのです。
「滅茶苦茶詳しくないずらか?」
「そうでしょうか」
 博士はにこりと笑ってルーマニアに応えました。
「私は只の元漫画家ですが」
「妖怪専門のずらな」
「ただそれだけです」 
 ドイツの上司の漫画や文章も残しています。
「知識もです」
「いや、詳し過ぎて驚いているずら」
「好きなだけですが」
「好き過ぎるずらよ」
 幾ら何でもというのです、ルーマニアはほのぼのから博士のそうしたところにも気付きました。


第六千三百六十九話   完


                 2017・6・17
 
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