ヘタリア学園
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第六千三百六十一話 ルーマニアの来日
第六千三百六十一話 ルーマニアの来日
「来たずらよ」
「そうですか」
ルーマニアは来日してすぐに日本のお家に来ました、見れば日本の表情はいささか強張ったものになっています。
ですがそれでもです、日本はルーマニアに真面目に応えました。
「イギリスさんからお話は聞いています」
「和やかな妖怪について聞きたいずら」
「聞きたいといいますか」
ここで日本が言うことはといいますと。
「妖怪博士さんをお呼びします」
「妖怪博士!?まさかと思うずらが」
「はい、元は漫画家さんでしたが」
しかしというのです。
「一旦お亡くなりになって今ではです」
「妖怪博士になったずらか」
「そうなられた方です」
「まさかあの人に会えるなんて思わなかったずら」
ルーマニアにしてもです、ですがこの国にとってこの事態は嬉しい誤算と言えるものでした。
第六千三百六十一話 完
2017・6・13
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