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ポケットモンスター アクア

作者:港龍香
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始まりそして終わり

あ「さてと・・・構えるといっても何してようか?」

さ「あー・・・ずっと館に引きこもってるってわけにもいかないからな」

ち「じゃあさ! じゃあさ!!」

とちひろは海岸の方を指差し

ち「ちょっと手伝ってよ!!」

そうして4人とも海岸に行くと 作業員が何人か作業していた

な「ちーちゃん何をしようとするの・・・?」

ち「普通の人でもポケモンに触れられる施設を作るの! 館の裏の庭にはね モンスターボールに似たものを張ってるの 一度捕まったポケモンならその網に引っかかるんだけど 野生のポケモンなら素通りできるの それを海の方にも貼って とりあえず最初は水ポケモンのふれあい場を作るの!」

さ「なるほどな・・・具体的にはどうすればいいんだ?」

ち「その網を張るのを手伝って欲しいんだよね 海の下の方はポケモンに任すとして 上は縛ったりするから一人では不可能なの・・・」

あ「なるほどね 僕はいいよ」

な「私もー」

ち「俺もだ」

ち「わーい ありがとー!」

と4人で着々と作業が進んでいきます

うえの縛るとことは見晴らしもいいから なにがあったとしてもすぐ対応できるね

しかもずっと引きこもってると精神的にも危ないからね

ちひろ的処置だったのかも

~半日後~

ち「できたー! ありがとー 助かったよ!」

とちひろはそういって屋敷の方に戻り 沢山のモンスターボールをもってきた

な「それ 全部ちーちゃんが捕まえた水ポケモン?」

ち「うん! さー みんな準備できたよー!」

と一斉にボールが開き ポケモン達は海へと向かう

ち「まだ色々準備は残ってるけど これで夢に一歩近づいたよー! さー 館にもどろー!」

な「そうだね ちーちゃん!!」

二人は館に戻り あゆむくんとさいがくんはそのまま海岸にいた

さ「あいつの夢ってでかいなー・・・」

あ「ちひろは母さんと一緒で大きな野望持ってなきゃ人生つまんないタイプだからねー」

さ「どんなタイプだよ」

あ「さいが・・・・・・何を悩んでいるんだい?」

さ「・・・・・お前にはお見通しか」

さいがくんは潮風にあたりながらこう言った

さ「前にいっただろ 俺が旅を始めた理由 それがほとんど達成された今 目標が見失ったんだ あいつがあんな大きな夢を持っていて 俺は・・・夢を見失っていて そんなんであいつのこと・・・好きでいていいのかなって・・・さ」

あ「なるほどね・・・」

とあゆむくんはさいがくんの方を軽く叩きながら

あ「そんなの 『ちひろに振り向いてもらうまで』とかでいいんじゃないの?」

さ「はっ!? お前人が真面目に悩んでる時に!!」

あ「だってさ 恋だって立派な動機だよ 僕が旅を始めた理由も半分以上それだし」

さ「お前と一緒にするな・・・!」

と言った瞬間 館の方から悲鳴が聞こえた

あ「今の声・・・!」

さ「なみかだな・・・館の方か急ぐぞ!」

あ「もちろん!」

と急いで館に戻ってみると 倒れているなみかさんとちひろがいた

ミ「わ はやーい 流石かなー」

あ「なみか! ちひろ!」

さ「一体二人に何をした!!」

ミ「うーん ポケモンってさー ポケモン同士でしか聞こえない音波ってのがあるらしいんだよねー」

さ「それが一体・・・・」

ミハセはポケットからスピーカーのようなものを出し こう言った

ミ「それを快音波みたいなのに変えて ポケモンを黙らす装置・・・一か八かだったけど やっぱり効いたみたいだね」

とミハセはその装置の音量を最大にまであげ さいがくんとあゆむくんを動けなくする

あ「な・・・・」

ミ「じゃ この二人は貰っていくね ばいばーい」

さ「な・・・まて・・・まてぇぇぇぇぇええええ!!」

~数時間後~

あ「はぁ・・・やっと動けるようになった・・・足が全く動かなかったし・・・」

さ「・・・くそっ・・・!」

さいがくんは床に殴りながら

さ「守れなかった・・・なにも・・・出来なかった・・・」

あ「・・・まぁまぁ 落ち着いてよ 落ち着かないとなにも見えないよ 早速なみかとちひろを取り戻しに行こう」

さ「・・・お前・・」

あ「彼女を目の前でさらわれて黙ってる彼氏はいないからね まずはミハセの居場所を・・・」

さ「居場所かどうかはわからないがヘリの音は南西に消えていったぞ」

あ「へ?」

珍しい あゆむくんがびっくりした顔をした

あ「なんでわかるの?」

さ「・・・・なんとなく・・・かな・・・」

説明しよう さいがくんにとってのなんとなくだけど

実は聴力と空間認識能力が恐ろしく高いのだ これであなを掘るとかの場所も当てている

すごいね さいがくん

あ「南西・・・ライネがいた森あたりだね そこでミハセとも会ったし・・・」

さ「そこの近くってことか・・・」

あ「そうだね・・・でもしらみつぶしに歩く事になる・・・」

さ「もう少し情報が・・・」

そう言った瞬間 さいがくんの電話がなった

あ「誰から?」

さ「・・・・リンカさんだな・・・・・・もしかしたら本拠地わかるかもしれないな・・・!」

あ「なるほど 無事に入ってるなら色々場所は聞いてそうだしね」

さ「もしもし・・・リンカさん」

リ「あ もしもし? 無事に潜入できたのはいいけど いきなりね ちひろちゃんとなみかちゃん捕まってるって」

さ「そのことなんです 捕まってるのはどこですか?」

リ「ええと・・・ジョーカー ここってどこらへんかしら?」

ジ(何か喋ってる)

リ「えっとね リーグ下の森の奥みたいよ」

さ「・・・わかりました ありがとうございます!」

リ「うふふ 奪還頑張ってねー」

と電話は切れて 二人は準備をする

あ「さて 森の案内はライネにお願いできる?」

さ「大丈夫だ 俺たちが言わなくても やる気は満々だ」

ライネちひろのこと大好きだもんね そりゃそうだよね

あ「それじゃ」

さ「行くか・・・!」

~END~ 
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