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ヘタリア学園

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第六千三百三十一話  時代によっても変わる

第六千三百三十一話  時代によっても変わる
 ドイツはあらためてフランスに言いました、今度言ったことは一体どういったことかといいますと。
「御前はずっと同じものを食べているのか」
「ずっていうとパンとかもか」
「そうだ、かなり昔は黒パンを食べていたな」
 そもそも黒パンしかありませんでした、昔は。
「そうだったな」
「そう言われるとな」
「ブイヤベースもなかったな」 
 十九世紀位にある港町で誕生したお料理です。
「そうだったな」
「まあそれはな」
「そしてステーキも時代によって違う」
 このお料理もというのです。
「そう考えるとだ」
「俺の料理をそのまま食って欲しいっていうのはか」
「御前自身もどうなのかとならないか」
 こうフランスに言うのでした、かく言うドイツも昔はジャガイモなんて知りませんでした。


第六千三百三十一話   完


                2017・5・28
 
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