| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第第六千三百二十三話  それを言われると困る

第第六千三百二十三話  それを言われると困る
 オーストリアさんも場にいてフランスに言ってきました。
「かく言う貴方もですね」
「御前まさかあのこと言うのか?」
「事実ですから」
「俺もだっていうんだな」
「そうです、貴方のお料理も最初の頃は酷いものでした」
 今とは比較にならない位にです。
「味付けも焼き方も煮方も何もなく」
「それはそうだったけれどな」
「イタリアの方から王妃様が来られてからでしたね」
 フランスのお料理が変わったのはです。
「フォークも使う様になりましたし」
「その頃は大体の奴が手だっただろ」
「それはその通りですがとかくお料理はです」
「酷くてっていうんだな」
「イタリア料理のアレンジからでしたね」
「だからそれを言うなよ」
 イタリアのお料理を学んでそこからでした、フランスにしても最初はそれからだったのです。


第第六千三百二十三話   完


                  2017・5・24
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧