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『Dear...』

作者:零那
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『Forever...』



永遠なんて無いって解ってても、どっかで在るんじゃないかって想いたくて...。

永く永い幸せが続くなんてのは有り得ないって解ってても、瞬間的に信じたくなったりして...。

いつかまた貴女に逢えたなら何を言われるだろう。
存在すら否定されてれば逢えることはないね。
大丈夫、逢えない覚悟はしてる。
貴女の笑顔が其処に在るなら、其れだけが本当に救い。

感謝も謝罪も出来ないのは辛いけれど、其れはこっちの勝手な言い分だから。
共に歩んだ短い時間、貴女の記憶には無いだろう。
其れでもいい。
事実は此の記憶に在るから。

貴女はきっと誰にも涙を見せない。
弱さを見せないように生きてるよね?
辛いときにそっと傍にいてくれる誰かがいればいいな。

未来の貴女を想像するしか出来なくて、其れでも貴女は貴女らしく生きてて欲しくて...。


 
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