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ヘタリア学園

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第六千三百九話  それは絶対に嫌だ

第六千三百九話  それは絶対に嫌だ
 ロシアもいます、そのロシアがにこりとして必死に言うフランスに言いました。
「僕にいい考えがあるよ」
「どんな考えだよ」
「うん、皆僕のところに入ればね」
 そうなればというのです。
「全部ロシア料理になっていいよ」
「それはいい考えじゃないだろ」
 流石にこう返すしかないフランスでした。
「お兄さんその考えには賛成出来ないな」
「名案だと思うけれど」
「そんな怖い考え嫌だっての」
 それはというのです。
「全く、今回静かだと思っていたらな」
「駄目なんだ」
「ブラックジョークじゃねえよな」
「真剣だよ」
「その真剣さが怖いんだよ」
 にこりと笑ってとてつもなく怖いことを言うのはお料理のことでも変わらない、流石はロシアです。


第六千三百九話   完


               2017・5・17
 
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