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ヘタリア学園

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第六千二百六十五話  フランス風でも

第六千二百六十五話  フランス風でも
 フランスは日本だけでなくその場にいる全員に言いました。
「フランス風は『風』だからな」
「兄ちゃんのお料理じゃないんだね」
「そうだよ」
 そこはとイタリアにも返します。
「まあ御前とかスペインは比較的ましか?ドイツもなl
「じゃあ誰が問題なのかな」
「とりあえず問題外は置いておくな」
 イギリスは一瞥もしません。
「他の連中だよ」
「何かとだね」
「何かな、違うんだよ」
 フランスは難しいお顔で言うのでした。
「それこそ日本のご当地ラーメンみたいなな」
「あれっ、そこまでかな」
「ああ、アメリカで食ったらな」 
 アメリカは見ます。
「違うんだよ」
「そんなにかな」
 イタリアはその辺りの事情はわかりません、ですがフランスはそれでもとお話するのでした。


第六千二百六十五話   完


                 2017・4・29
 
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