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ヘタリア学園

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第六千二百十二話  昭和二十年までは

第六千二百十二話  昭和二十年までは
 香港は昔の日本の新聞を読んで日本に言いました。
「読み方が逆?的な」
「はい、昔はそうでした」
 日本もすぐに答えます。
「右から左に書いていました」
「すぐにわかったけれど的な」
 それでもというのです。
「驚いた的な」
「それが変わりまして」
「今は的な」
「左から右になりました」
 そうなったというのです。
「ですからそこはご注意を」
「このことも特徴的な」
 日本語のというのです。
「あと文体も違う的な」
「当時の新聞とですね」
「書いている人は同じと思うけれど的な」
 それでもというのです、この右から左に書いているのもまた昔の日本語の特徴であったのです。


第六千二百十二話   完


               2017・4・1 
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