| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四十六話  日の丸の使い方

第四十六話  日の丸の使い方
 韓国はとにかくいつも日本の家の旗を持っています。従ってその使い方もただ燃やしたりするだけではないのです。なお本来の旗の使い方は韓国は知りません。聞いても忘れてしまいますので必然的に知らないのと同じなのです。
「例えばなんだぜ」
 日章旗を奇麗に二枚つなげて作るものは。
「こうすることもできるんだぜ」
「シャツですか」
「その通りなんだぜ」
 日本に対して誇らしげに説明します。当人に対して。
「他にはこうして」
 今度は頭に被ります。
「頭に巻いて」
「巻いて?」
「ガキュートにするんだぜ」
 いささか女性的なファッションを見せてきます。ちなみに彼の服の好みは誰にも言いませんが日本のをそのままという感じです。なお皆はわかっています。
「他にはこうすることもできるんだぜ」
 国旗をベンチの上に敷いて日本に見せます。
「どうぞ。ここの上に座るといいんだぜ」
「遠慮します」
「まあこういうふうにも使えるんだぜ」
 何故日本が断ったのかは気にしないでさらに言います。
「最後にはこうして」
「こうして?」
 おもむろにハサミを取り出して真ん中の赤い部分を切り取ってすることは。
「だーーれだ?」
「人の旗を勝手に切らないで下さい」
 切り取った後の穴から顔を出す韓国に突っ込みを入れる日本でした。とにかく色々と日本の旗ばかり見て使っている韓国でした。


第四十六話   完


                          2008・2・11
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧