ヘタリア学園
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第六千百九十六話 肝心な時こそ
第六千百九十六話 肝心な時こそ
日本は準決勝の試合を振り返って妹さんに言いました。
「これはオリンピックでもありましたが」
「守備ですね」
「正直オリンピックの時はさもありなんと思いました」
あの時のエラーはというのです。
「佐藤さんの守備はどうも、でしたから」
「パワプロでも相当でしたね」
「はい、ですが今回のファンブルは」
「まさかでしたね」
「普段はそうでもない方ですが」
守備についてもです。
「やはり真の名手は絶対の守備力があります」
「安定感がありますね」
「そうです、大橋さんや宮本さんがそうでした」
それぞれ阪急、ヤクルトの名ショートでした。
「こうした方々の様な守備は本当に頼りになります」
「だからですね」
「守備力は絶対であるべきです」
肝心な時にその差が出るからです、日本は今回の試合であらためてそのことを感じ取ったのでした。
第六千百九十六話 完
2017・3・24
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