ヘタリア学園
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第六千百八十六話 四番までもが
第六千百八十六話 四番までもが
オランダは自分のナインを見て腕を組んで言いました。
「万全や」
「はい、任せて下さい」
「二度目の日本戦必ず勝ちます」
そのナインの人達が日本に言ってきました。
「一戦目は力及ばずでしたが」
「今度は違います」
「頼むで、特にや」
オランダはバレンティンさんにも声をかけました。
「次も頼むで」
「任せて下さい」
バレンティンさんの手には既にバットがあります。
「打ってそして日本に勝って」
「決勝でもな」
「勝ちます」
「その意気や、俺はサッカーや柔道だけやない」
こうも言うのでした。
「野球もや」
「それを見せてあげましょう」
かつてのヘーシングにも匹敵する覇気がオランダにはありました、そしてそのうえで日本との決戦に赴くのでした。
第六千百八十六話 完
2017・3・19
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