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fairyLOVEstory

作者:寒元毬藻
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個性豊かなクラスメイト編
  第16章 新転入生と食戦争

ドスーン!
なんか、廊下から地響きが聞こえた。俺は何事かと思ったとき、教室のドアがガラリと開いた。そして、大きななにかが先生と一緒に入ってきた。そう。こいつが「太田真一」という新たな転入生だった。つまり大きななにかとはとても太ったお腹のことだったのだ。ゴリ山は
「パンチしよーぜ!」と言っていきなり太田に、襲いかかった!それを見たマチルは急いでゴリ山を止めた。ゴリ山は素直に収まった。昔のゴリ山だったらとまらなかったのになw

給食の時間
「大盛にするだ!」と太田が言った。夢ちゃんがどんなに入れても太田の気持ちはなかなかおさまらない。俺は、夢ちゃんの涙をみて、太田を許せなくなった。その後、プリンのおかわりの時、太田が
「全部僕のもの!」とか、いって暴れだした!ゴリ山もさすがに頭にきた。先生がだめだと言っているのにもかかわらず
「僕をいじめるとこうなるぞー!」
とかいってさらに暴れだしてしまった。太田がゴリ山と、決闘を始めた。砂ぼこりが舞い上がった。決闘の様子はまわりからは見えないように。
ようやく一旦決闘が終わった。しかし、ゴリ山は
「お前なんかにプリンを絶対わたさん!プリンはもっと心が綺麗なやつが食べるべきだ!」と言い放った。太田がせっかく落ち着いたのに、また暴れだしてしまった。先生もお手上げ状態になったときマチルが魔法を打った。
太田は「起きあがりこぼし」にされてしまった。太田はそのおかげでようやく落ち着いた。マチルが太田に
「反省した?」と聞くと、
「う・うん」と言った。マチルはすぐに太田を元の姿に戻してやった。それから、ゴリ山は太田に対して、
「プリンはなし!」と言い放った。また太田が暴れだしてしまうと思われたとき「って言いたいけど一個やる。感謝ひろよ!」と言った。太田はそのゴリ山の言葉に対して、
「ありがとうでゴーンス!!」と笑顔で言った。それから二人は仲直りをしたのだった。 
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