もう一人のカンピオーネ
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日常生活
東城家の朝は早い、毎朝六時半にリーシャに起こされる。
それから隣の麗子が朝ご飯を食べにやって来る。
ご飯のしたくは毎朝リーシャがやっているその代わりに、昼の弁当は麗子の係りとなっている。
俺は三十分ほどランニングに出かける、これが毎日の日課だ。
*****
ピンポーーン
麗子がやって来たみたいだ。
『おはようございます』
「おはよう」
『あっおはようございます』
「じゃあ俺は、ランニングに行って来るぞ」
『『はい、言ってらっしゃい』』
帰ってくる頃にはご飯が出来ているだろう。
*****
帰って来てシャワーを浴びる、そして三人揃った所でご飯を頂く。
『『『いただきます』』』
うん今日もおいしい。
「今日もうまいな、リーシャはもういつでも嫁にいけるなー」
『えっ、そうですか』リーシャが照れて赤くなっている。
『リーシャさんだけですか私はどうなんですか?』麗子が聞いてきた。
「麗子の弁当もうまいから嫁にいけると思うぞ」
『やったーいつでも、もらってくださいね』麗子も喜んでいる。
『私も、私も、いつでもお嫁にもらってね』
なんか俺がもらうことが前提になってないか?
まあ二人とも俺にはもったいないくらいの美人だから、嬉しくないと言えば嘘になるが・・・
通学の時間になったので家を出る。
*****
通学路
いつもどうりに二人に左右から挟まれて、腕を組んで歩いているとヒソヒソと聞こえてくる。
『あいつ、あの二人とどういう関係なんだ腕組んでるけど』
『最近みかけるけど、あの二人レベル高いよな一人なんか外人だぜ』
『それに比べてあの男の方は完全に浮いてるよな』
『何であんな奴がもててるんだ、モゲロ』
やはりこの二人は目立つし、腕組んでるから余計に嫉妬を買っているようだ。
せめて普通に並んで歩く位ならいいんだけど、二人とも聞いてくれないからな
結局教室に入るまで腕は組まれたままだった、周りの男子の視線が痛い。
魔王になって良かった事もあるそれは記憶力が良くなった事だおかげで勉強が捗る。
後は体育の時間は大変だ、運動能力が超人並みになっているから、うまいこと力を抜かないと、とんでもない事になりそうだ。
昼食は基本三人でとることにしている。
屋上で食べるときは草薙ハーレムと一緒になる確率が非常に高い。
*****
屋上
『東城先輩この間はお疲れ様でした』
やはり草薙ハーレムで食事をしていた
「ああ、おつかれ」
『良かったら一緒に食べませんか』
「分かった一緒に食べよう」
『先輩の弁当は誰が作っているんですか』
「麗子だぞ」
『へー羨ましいですね』
「いやいやお前も大概うらやましいぞ、いつもハーレムじゃん」
『先輩も美人二人に囲まれてるじゃないですか』
「おかげで男の友達がいないんだが」
気まずい空気が立ち込める皆もくもくと食べ始めた。
俺別にボッチじゃないから・・・
放課後また二人と腕を組んで部屋まで帰る。
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