ヘタリア学園
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第六千百五十二話 黒鉄一輝レベルで
第六千百五十二話 黒鉄一輝レベルで
日本は自分がいる予選リーグの組み合わせを見て瞬時にお顔を強張らせました、そしてこう言ったのでした。
「前から思っていたのですが私のスポーツでの対戦相手の方は」
「最初から強敵ということが多いですね」
妹さんが応えました。
「今回はキューバさんとオーストラリアさんが一緒ですか」
「前のワールドカップはもっと酷かったですが」
「今回も凄いですね」
キューバは強くオーストラリアは苦手です。
「勝ちたいですが」
「これは油断出来ません」
「中国さんも最近強くなっている感じがしますし」
「油断出来ませんね」
「全くです」
そう言わざるを得ない組み合わせです。
そしてです、日本は緊張したお顔で言いました。
「私の対戦相手運は某落第騎士さんレベルでしょうか」
「仕組まれているとはいえ最後に学園最強の剣士だったり大会一回戦で前回優勝者とぶつかったあの人ですね」
「そう思えてきました」
この人はその運を剣技で跳ね返しました、日本はどうでしょうか。
第六千百五十二話 完
2017・3・1
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