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仮面ライダー555 夢を持たない化け物

作者:希楽 絶牙
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第5話 圧倒的、555の力

 
前書き
皆さんこんにちは。希楽絶牙です。
今回初めて戦闘シーンを書きます。
頑張ります。
それでは、本編をどうぞ。 

 
『……ファイズ……』

俺がファイズに変身すると、目の前にいる
オックスオルフェノクがそう呟いた。

『そうだ。俺は仮面ライダーファイズ。お前を
倒して、俺は前に進む。』

俺がそう言うと、オックスオルフェノクは
走ってこちらに突っ込んできた。そしてその
勢いのまま、右手でパンチを放ってくる。
俺はそれを避け、カウンターでパンチを一発
顔面に食らわせる。

『グッ……』

そして怯んだ隙にキックを繰り出し、相手を
大きく後退させる。
オックスオルフェノクは距離を詰めようと、
再び俺に向かって走ってくる。

『そうはさせねぇよ。』

俺はベルトからファイズフォンを抜き、
光線銃「フォンブラスター」に変形させる。

『1・0・3』

『single mode』

こちらに向かってくるオックスオルフェノクに
フォンブラスターを向け、引き金を引く。
赤い光線が放たれ、オックスオルフェノクに
命中する。

『グォォォォ……』

オックスオルフェノクは、呻き声を上げながら
倒れる。

『これで終わりだ。』

俺はファイズショットを右手に装着する。
フォンブラスターからミッションメモリーを
抜き、ファイズショットに装填する。

『Ready』

その音声が鳴ったのを確認し、俺は
オックスオルフェノクに向かって走りだす。
どうやらフォンブラスターの攻撃が効いている
らしく、起き上がるのが遅い。
俺はすかさずファイズフォンを開き、上にある
ENTERキーを押す。

『Exceed Charge』

その音声が発せられると共にベルトから、
フォトンストリームを経由しフォトンブラッド
がファイズショットに注入される。
オックスオルフェノクが起き上がった時には、
俺はすでに目の前まで来ていた。

『クッ……!』

オックスオルフェノクが力を振り絞り、腕を
大きく振りかぶってパンチを放つ。
俺はしゃがんでその攻撃をかわし、がら空きの
腹に渾身の一撃、「グランインパクト」を
叩き込む。するとオックスオルフェノクの体に
紋章が浮かび上がり、青い炎を放ちながら
その体は灰となった。

『……やったか。』

俺はそう確信し、変身を解除した。

「はー、すっげぇ疲れた。早く帰って寝よう。」

そう言って、俺はまた歩き出した。
 
 

 
後書き
ここまで読んで下さった方、本当にありがとう
ございます。投稿が遅くなってしまって申し訳
ありませんでした。これからも、この小説を
よろしくお願いします。 
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