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ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー

作者:ribbons00g
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第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
  第25話 願いの叶うとき

 
前書き
2017年2回目の更新です。

戦闘中に英雄アイコンをリヴァルに奪われてしまったダイヤとユーゴ。

果たしてルビィを生き返らせることができるのか?

では、始まります。 

 
ダイヤとユーゴから英雄アイコンを強奪したリヴァルは、花丸の神社の中にあるモノリスの前に転移していた。

リヴァル「英雄アイコンが15個揃った。これで、私の望みをかなえられる!!」

リヴァルは持っている15個の英雄アイコンをモノリスの前に置いた。

すると、15個の英雄アイコンと共に、モノリスが光り輝き始める。

リヴァル「英雄のアイコンを15個集めました!!さあ、私の望みを!!私にお力を!!」

光り輝くモノリスにそう叫ぶリヴァル。しかし・・・・・・

リヴァル「あああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」

リヴァルはなぜか、モノリスの光に呑まれ、リヴァルの体は粒子となって消滅してしまった。

その様子を、仙人がリヴァルを哀れむように見ていた。

仙人「馬鹿め・・・・・・ドライバーを持たないものに、願いなどかなえられぬ」

消えたリヴァルにそうつぶやき、仙人は別の場所へと移動した。

そして、15個のアイコンは花丸の神社から出てきて、ダイヤとユーゴたちのいる場所へとやってきた。

ユーゴ「リヴァルの奴、失敗したようだな。ふっ、なら、俺がいただく!!」

ユーゴは15個のアイコンを一気に奪おうとする。しかし、アイコンたちはユーゴを攻撃し、ユーゴは攻撃を受けてひるむ。

そして、15個のアイコンはダイヤのもとに集まり、ダイヤはグレートアイの中へと入っていった。

ユーゴ「馬鹿な、アイコンは、奴を・・・・・・黒澤ダイヤを選んだというのか!!」

その頃、グレートアイの空間に導かれたダイヤは、周りが白い不思議な空間にいた。

ダイヤ「ここが、グレートアイの空間・・・・・・」

???「そなたは、アイコンを15個集めし者か?」

ダイヤはどこからだか聞こえてきた声に、思わず周りを見回す。

ダイヤ「だ、誰ですの!!」

???「我はこの空間の大いなる意思というもの。黒澤ダイヤ、そなたはアイコンを15個集めし者か?」

ダイヤ「そ、そうですわ!!」

???「そなたの望みを言いたまえ」

その言葉に、ダイヤは迷うことなくこう返事する。

ダイヤ「ルビィを、私の妹を、生き返らせてください!!」

???「そなたの願い、叶えたり!!」

ダイヤがルビィを生き返らせてほしいと願うと、ダイヤの近くで強い光が現れる。しばらくして、光が晴れると、ダイヤの目の前にルビィの姿が現れた。

ルビィ「お姉ちゃん」

ダイヤ「ルビィ・・・・・・ルビィ!!」

ルビィの姿が現れ、ダイヤはルビィのもとに駆け寄り、抱きしめる。

ルビィ「お、お姉ちゃん!?」

ダイヤ「本当に、生き返ってよかった・・・・・・」

嬉しさのあまり、抱き合うルビィとダイヤ。そこへ、1人の女性がダイヤとルビィの前に現れる。

ダイヤ「あなたは?」

フレイ「私はフレイ。このグレートアイの主で、世界の行く末を見守るもの」

ルビィ「フレイ・・・・・・」

フレイはグレートアイから世界の行く末を見守る、いわばグレートアイの主人ともいえる存在である。フレイはダイヤの願いを聞き入れ、ルビィを生き返らせたのだ。

フレイ「あなた方に、お願いがあります」

ダイヤ「何なのですか? そのお願いとは」

フレイ「黒澤ダイヤ。グレートアイで1つの願いがかなえられました。しかし、だからと言って眼魔が侵略の手を緩めるとは思えません。そこで、2人には引き続き眼魔と戦っていただけませんか?」

フレイのお願いにダイヤは考える。だが、先に答えを出したのはルビィだった。

ルビィ「いいよ。だって、あなたとお姉ちゃんには、ルビィを生き返らせてくれた、恩があるから」

フレイ「本当に、いいのですか?」

ルビィ「確かに、あなたの言う通り、ルビィが生き返ったからって、眼魔がこのまま侵略を止めるとは思えない。だから、これ以上、眼魔の好きにはさせないの!!」

そう決めたとき、後ろからダイヤがルビィを抱きしめる。

ダイヤ「ルビィ。あなたがみんなを守りたい気持ちはよくわかるわ。でも、もうルビィを2度も失いたくないですわ。だから、今度死ぬときは、私も一緒ですわ」

ルビィ「お姉ちゃん・・・・・・」

フレイ「では、2人とも、これから現実の世界に返します」

そして、フレイの力により、ルビィとダイヤはグレートアイの空間から現実世界に戻された。

その後、現実の世界に戻ってきたルビィとダイヤは千歌たちと再会した。

ルビィ「みんな、ただいま」

千歌「ルビィ、ちゃん?」

鞠莉「ダイヤ、もしかして?」

ダイヤ「ちゃんと、生き返りましたわ」

ダイヤがそう言った直後、花丸は目に涙を潤わせ、ルビィに抱きつく。

花丸「うわぁーん!!ルビィちゃーん!!」

ルビィ「ただいま。ちゃんと、帰ってきたよ」

ルビィが生き返ったことがうれしく、花丸はルビィに抱きついてうれし泣きしていた。

その様子を見て、ほかのメンバーたちもこらえながらも、今にもうれし泣きしそうな状態だった。

その時、空ではグレートアイが消滅し、15個の英雄のアイコンもどこかへ散らばっていった。

そのうちの2個はルビィたちのいるところへ向かってきたが、それをユーゴがジャンプしてキャッチする。

ユーゴ「黒澤ルビィが生き返るとは・・・・・・リヴァルめ、余計なことを・・・・・・」

愚痴をつぶやいた後、ユーゴは眼魔の世界に転移した。

ユーゴが転移してすぐに、多くの眼魔スペリオルと眼魔コマンドが現れた。

果南「眼魔!!」

ルビィ「みんなは逃げて!!」

ダイヤ「ここは私たちが引き受けますわ!!」

千歌たちはその場から逃げ、ダイヤとルビィはゴーストドライバーを発生させる。ルビィは右手にアクアゴーストアイコンを、ダイヤはスペクターアイコン持ち、ルビィとダイヤはお互いを見つめあい、首を縦に振った後、ルビィは左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、ダイヤは右手でアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

《アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!》

ルビィ・ダイヤ「変身!!」

《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》

《カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ!ゴースト!》

ルビィは仮面ライダーゴーストアクア魂に、ダイヤは仮面ライダースペクターに変身する。

ゴーストとスペクターは眼魔スペリオルと眼魔コマンドの集団に突っ込み、その様子を千歌たち7人が見つめている。

曜「ルビィちゃん・・・・・・」

梨子「私たちにも、できることはないかしら?」

鞠莉「だったら、散らばったアイコンを探しましょうよ」

果南「2個はユーゴに取られちゃったけど、残りの13個はどこかにあるから、それを探してルビィとダイヤに渡しましょう!!」

千歌「よーし!!そうと決まれば、行動開始!!」

英雄アイコンを探すと決めた千歌たちは、分散して探すことにした。

一方、ゴーストとスペクターは眼魔スペリオルと眼魔コマンドと交戦していた。倒してはいるものの、数が多いため、キリがなくなってきている。

スペクター「数が多いですわね」

スペクターが4体の眼魔スペリオルと交戦している場所から少し離れた場所で、果南がアイコンを1つ見つけ、スペクターを呼ぶ。

果南「ダイヤ!!このアイコンを使って!!」

果南はスペクターに向けてアイコンを投げ、スペクターはそれを受け取る。

スペクター「果南、助かりますわ!!」

スペクターはアイコンのスイッチを押し、すでにセットされているスペクターのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!》

《カイガン!ビリー・ザ・キッド!百発!百中!ズキューン!バキューン!》

スペクターはビリー・ザ・キッド魂にチェンジし、右手にガンガンハンド、左手にバットクロックを持ち、4体の眼魔スペリオルを狙撃し、さらに果南に襲い掛かろうとした眼魔コマンドを狙撃し、消滅させる。

一方、ゴーストは6体の眼魔スペリオルと数体の眼魔コマンドと交戦していた。

そこへ、梨子がアイコンを1つ拾ってやってきた。

梨子「ルビィ!!これを使って!!」

梨子はゴーストにアイコンを投げ、ゴーストはアイコンを受け取る。

ゴースト「ありがとう!!」

ゴーストはアイコンのスイッチを押し、すでにセットされているアクアのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!ベンケイ!アニキ!ムキムキ!仁王立ち!》

仮面ライダーゴーストベンケイ魂にチェンジし、ガンガンセイバーをナギナタモードに変化させ、ガジェットのクモランタンがガンガンセイバーに装着されたことで、ハンマーモードになった。

ゴースト「一気に行くよ!!」

ゴーストはガンガンセイバーをドライバーとアイコンタクトさせる。

《ダイカイガン!》

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

《オメガボンバー!》

ゴーストは飛翔し、地面に着地すると同時に、ガンガンセイバーを地面に叩きつける。

すると、地面から紋章が発生し、そこから弁慶の七つ道具を模したエネルギー弾が現れ、7つのエネルギー弾は6体の眼魔スペリオルと数体の眼魔コマンドに直撃し、爆発した。

だが、近くには3体の眼魔スペリオルがいて、梨子はすぐにその場から離れる。それと同時に、今度は善子がやってきた。

善子「ルビィ!!あなたのリトルデーモンのしもべのアイコンを受け取って!!」

善子はゴーストにアイコンを投げ、ゴーストがアイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているベンケイのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!ロビン・フッド!ハロー!アロー!森で会おう!》

ゴーストはロビン魂にチェンジし、ゴーストはコンドルデンワーをガンガンセイバーに合体させ、すぐにドライバーにアイコンタクトさせる。

《ダイカイガン!》

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

《オメガストライク!》

ゴーストはガンガンセイバーから弓矢を放ち、3体の眼魔スペリオルに直撃し、眼魔スペリオルは爆発した。

一方、スペクターは別の場所にいる3体の眼魔スペリオルと交戦していた。

スペクター「くっ、次から次へと・・・・・・」

鞠莉「ダイヤ!!これを使って!!」

鞠莉は拾ってきたアイコンをスペクターに投げ、スペクターはアイコンを受け取る。そして、アイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているビリー・ザ・キッドのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミロー!》

《カイガン!フーディーニ!マジイイジャン!すげぇマジシャン!》

仮面ライダースペクターフーディーニ魂にチェンジすると、ドライバーのレバーを引いて押し込んだ。

《ダイカイガン!フーディーニ!オメガドライブ!》

フーディーニ魂の飛行ユニットから4本の鎖が現れ、4本の鎖が3体の眼魔スペリオルを拘束する。

そして、飛行ユニットを分離させ、ドリルキックを眼魔スペリオルに向けて放ち、ドリルキックは眼魔スペリオルに命中し、爆発した。

3体の眼魔スペリオルを倒したスペクターは鞠莉の元へ駆け寄る。

スペクター「マリー、助かったわ」

鞠莉「この辺の眼魔は、だいたいやっつけたわね」

スペクター「ルビィが心配ですわ。急ぎましょう」

スペクターは鞠莉を抱え、空からルビィを探すことにした。

一方、ルビィはほかの場所にいた眼魔コマンドや眼魔アサルトを倒していた。しかし、さらに2体の眼魔スペリオルが現れた。

ゴースト「これじゃあ、キリがない」

曜「ルビィちゃん!!これを使って!!」

その時、曜がアイコンを持ってやってきて、ゴーストに向かってアイコンを投げる。

ゴースト「ありがとう!!」

ゴーストはアイコンのスイッチを押し、すでにセットされているロビンフッドのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!》

《カイガン!エジソン!エレキ!ヒラメキ!発明王!》

ゴーストエジソン魂にチェンジし、ガンガンセイバーに装着されているコンドルデンワーを外し、ガンガンセイバーをドライバーにアイコンタクトさせる。

《ダイカイガン!》

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

《オメガシュート!》

銃口に浮かび上がった紋章のエネルギーと敵の電気攻撃のエネルギーが収束し、電気の弾丸を2体の眼魔スペリオルに向けて放ち、攻撃がヒットすると、2体の眼魔スペリオルは爆発した。

だが、近くに10体の眼魔スペリオルがいて、曜はその場から離れる。

それと同時に、果南がアイコンを持ってやってきた。

果南「ルビィ!!ムサシのアイコンよ!!」

果南はムサシのアイコンを投げると、ゴーストは受け取る。

ゴースト「果南さん、ありがとう!!」

ゴーストはムサシのアイコンのスイッチを押すと、すでにセットされているエジソンのアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。

《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》

《カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!》

仮面ライダーゴーストムサシ魂にチェンジし、ガンガンセイバーを構えると、それを分離し、二刀流にする。

それと同時に、フーディーニ魂のスペクターが合流する。

スペクター「ルビィ、一気に行くわよ!!」

ゴースト「ええ!!」

ゴーストはガンガンセイバーをドライバーにアイコンタクトさせ、スペクターはドライバーのレバーを引いて押し込んだ。

《ダイカイガン!》

《ガンガンミナー!ガンガンミナー!》

《ダイカイガン!フーディーニ!オメガドライブ!》

ゴースト「命、燃やすよ!!」

スペクター「私の生き様、見せてあげますわ!!」

ゴーストはガンガンセイバーで次々と眼魔スペリオルを斬撃し、スペクターはフーディーニ魂の飛行ユニットから4本の鎖が現れ、4本の鎖が数体の眼魔スペリオルを拘束する。

そして、飛行ユニットを分離させ、ドリルキックを眼魔スペリオルに向けて放ち、ドリルキックは眼魔スペリオルに命中した。

ゴーストとスペクターの必殺技を受けた眼魔スペリオルと眼魔コマンドは爆発し、すべての眼魔を倒すことに成功した。

眼魔をすべて倒した後、ゴーストとスペクターは変身を解除する。

《《オヤスミー!》》

変身を解除し、ルビィとダイヤの姿に戻り、互いを見つめる。

ダイヤ「ルビィ、帰りましょう。みんなが待っていますわ」

ルビィ「うん!!」

ダイヤとルビィに千歌たちが手を振り、2人は仲間の元へと歩いていった。

その様子を、仙人とユルセンが見つめていた。

ユルセン「それにしてもよかったぜ。ルビィが復活してくれて」

仙人「ダイヤならやれると信じていた。彼女たちなら、この戦いも乗り越えられるだろう」

ユルセンと仙人はルビィとダイヤのことを思いながら、Aquoursのメンバーを見守っていた。 
 

 
後書き
第25話現在の所持アイコン

ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、ロビン・フッド、ビリー・ザ・キッド、ベンケイ、フーディーニ、クウガ、龍騎、ジョーカー、ウィザード、ドライブ
ダイヤ:スペクター、ナイト、ファイズ、ゼロノス、ダブル、ウォーター
ユーナ:(ウルティマ)(ロード・バロン)
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ、(ウルティマ)
ユリン:(ウルティマ)、(フリーズネオ)

ルビィが復活しました。生き返ったことで、ルビィはゴーストではなく人間の状態に戻りました。

ですが、ゴーストには変身できます。

ルビィが生き返ったことで、新たなストーリーへと突入しますね。

それでは、次回をお楽しみに!! 
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