| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千六百九十七話  熱狂的な支持に

第五千六百九十七話  熱狂的な支持に
 世界恐慌で各国がニューディール政策やブロック経済で乗り切ろうとしている中で、です。ドイツではナチスが台頭してきていました。 
 そして忽ちのうちになのでした。
「凄いな、政権に入りだ」
「首相にもなってきたな」
「さらに支持を伸ばしてきている」
「こんなになるなんてな」
 ドイツもプロイセンもびっくりです、そして。
 ドイツはプロイセンにです、こんなことを言いました。
「最初はごく僅かな数の政党だったな」
「らしいな、ほんの小さな」
「それが僅か十数年でこれか」
「我が闘争は人気があったけれどな」
「これは予想外だ」
「このままいったら議会も完全に掌握するぜ」
「政権を担うかも知れない、だが」
 ここでドイツは目を厳しくさせて言いました。
「問題はここからだ」
「ああ、俺達の経済と内政の状況はとんでもないぜ」
 どちらも破滅というか破滅している状況です、果たしてナチスはこの状況をどうすることが出来るかというのです。


第五千六百九十七話   完


                       2017・1・27
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧