| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千六百八十八話  マスコミ不況か

第五千六百八十八話  マスコミ不況か
 日本は所謂失われた十年、若しくは二十年と言われる時代のことをドイツに詳しくお話しました。
するとです。
 ドイツは真剣に検証した後のお顔で日本に言いました。
「後の十年は造語、蛇足、若しくはレッテル張りのこじつけに思えるが」
「先の十年はですね」
「明らかにマスコミだけが利益を得ている社会になっていたな」
「やはりそうですか」
「何故新聞社が親会社の野球チームだけが補強出来た」
 フリーエージェントでどんどんお金を使っていました。
「そして連日連夜御前が不況だ不況だと言っていたキャスター達は年五億や二億の収入を得ていたのだな」
「そうでした」
「この二人が同じ大学出身なのも気になるが」
 某早稲田大学です、そういえば慰安婦の記事を書いた記者もこの大学出身です。
「それぞれテレビ、新聞社出身だしな」
「とにかくマスコミ関係者は羽振りがいい時代でした」
「これはマスコミ不況か」
「マスコミが不況を煽り彼等だけが利益を得ている」
「そうした状況ではなかったのか」
 こう指摘するのでした、その頃の日本は少なくとも一次大戦後のドイツの不況とは状況は違ったみたいです。


第五千六百八十八話   完


                      2017・1・22 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧