サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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サトシ:「、、、水晶?」
謎の女性:「下がっていなさい」
女性に言われ、サトシは少し下がった。
すると、、、
謎の女性:「ヒノナカミズノナカクサノナカ
モリノナカツチノナカクモノナカアノコノ
スカートノナカ哈っ!!」
サトシ(、、、呪文?)
女性は早口で呪文のように唱えた。
すると、、、
カッ!
水晶がポケモン孵化施設を映し出した。
サトシ:「これは!!」
謎の女性:「、、、私は生まれつき
不思議な能力を持っていてね、、。」
説明に続いて、女性はモンスターボールを
取り出した。
スッ(モンスターボール)
謎の女性:「さぁ、出て来なさい」
ポーンッ
メタモン:「メタ〜」
サトシ:「メタモン!」
カラカラ:「、、、」
女性はモンスターボールからメタモンを出し、
サトシとカラカラはメタモンを見つめた。
謎の女性:「メタモン、、この場所に行って
何か適当に物を拾ってきておくれ」
メタモン:「メタ〜」
スゥッ
メタモンは水晶に吸い込まれた。
サトシが水晶を覗くと、メタモンが
岩や置物に姿を変え、施設内を移動している。
謎の女性:「以前まで、私はこのメタモンを
使っては孵化施設に潜入させ、誰にも
気づかれないようにポケモンを
入手していた訳さ。ただ、今は全てのポケモンが
シルフに渡って、セキュリティが厳しければ
入手も難しくなってしまったがね」
サトシ:「、、、」
謎の女性:「ナカナカナカナカ
ナカナカナカナカタイヘンダケド哈っ!」
スゥッ(メタモン帰還)
メタモン:「メタ〜」
再び呪文のように唱えると、
メタモンは落ちていた未使用の
モンスターボールを持って帰還した。
サトシ:「すげぇ」
カラカラ:「カラッ、、」
謎の女性:「ふふっ」
サトシ:「でも、そのメタモンは
どうやって?」
謎の女性:「このメタモンは
何年も前に私が買ったのさ。
、、おかげで、私はこんな場所に
住む事になったんだがね」
サトシ:「そうか、、だからこんな場所に。
、、、あっ、すいません」
謎の女性:「この水晶は人のやりとりを
聞いたりする事は出来ないが、
心に念じた人物や場所の動きを読み取ったり
頭の中に話かける事が出来る。
私があんたの場所を知ったのも、
頭の中の話しかけたのもこの水晶のおかげさ」
サトシ:「そうだったのか、、、」
謎の女性:「私はこの水晶とメタモンを使って
情報を提供する。その代わり、あんた達は
しっかりこの世界を守ってちょうだい。
あんたが言う”世界を変える”のは、
この世界を守った後。大事なものを
守れない奴に、大事なものを変える事は
出来ないからね」
サトシ:「あ、、はい!!」
謎の女性:「ふぅ、、、ちょっと疲れたから
私は少し休むよ。、、あんた達は
もう少し休んでいきなさい」
サトシにそう言うと、女性は
二階に上がっていった。
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