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『Just my way』

作者:零那
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『Damn』



心が無くなる
その日まで
此の想いが愛だと
信じさせていて

何もかもを
見失うほどの想い
感情が鈍っても
確かに残る

殺られる前に
殺るのが
我が身のルール

破滅に導く
黒光りに手を

素直さも愛嬌も
持ち合わせてない
そんな私に君は
確かに言った...

其れを
忘れたことはない
あの日君は
遠くの地へ逝った

強がりで守る
そんな悪い癖が
私と同じで
私は君が怖かった

脆くて崩れそうで
でも崩れたのは
君じゃない

君は不完全な私を
否定しなかった
一緒に居れば
不完全なんかじゃ
ないって言った

そんな君を私は
守れなかった
そんな君を消した
私が其れを
赦せるというのか

言い尽くせない
激しい醜い怒りが
躰中を纏う


 
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