女提督の航海(後悔)日誌
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
駆逐棲姫と磯風
前書き
第二艦隊出撃の旨を伝える為に金剛型の大部屋へ向かう途中に駆逐棲姫と会う磯風。駆逐棲姫は翔鶴と瑞鶴の部屋を探していたと言い、磯風は用事を済ませたついでに二人の部屋へ案内すると駆逐棲姫に提案し行動を共にすることに。
ー金剛型大部屋ー
金剛:うーむ、このgameはワタシがwinnerデース!
榛名:また負けてしまいました…榛名、しょんぼりです
霧島:金剛お姉様ったら危なくなったら捨て身の体当たりでゴリ押ししてきますからね
比叡:実際の戦闘で深海棲艦相手に同じ事してお姉様が大破でもしたら、私泣きますよ
霧島:しかし、このゲーム本当に良く出来てるわね。作戦構築用プログラムのオマケでこんなモノを作るなんて
ー艦娘僚、廊下ー
磯風:ん?駆逐棲姫、何をしているんだ?
駆逐棲姫:ショウカクトズイカクノヘヤヲサガシテイルノ
磯風:そうか、これから金剛さん達の部屋に行くんだか、私についてくるか?用事が済んだら翔鶴さん達のところへ連れていってあげるよ
駆逐棲姫:ワカッタ、イッショニイク~
磯風:(可愛い…長門さんの顔が緩むのも分からなくはないな)
ー金剛型大部屋ー
磯風:ここだな、金剛さん、磯風です
金剛:ん?ハイハイ今開けるネー
ーーー
霧島:あら、駆逐棲姫ちゃんも一緒なの?
榛名:クーちゃん、何か御用ですか?
磯風:駆逐棲姫は人気者だな
駆逐棲姫:ワタシハショウカクトズイカクノヘヤヲオシエテモラウツイデ
金剛:それで磯風の用件は何デース?
磯風:今居る海域から少し離れたところに深海棲艦に奪われたっていう島が有る、その島を奪還する為に金剛さんの第二艦隊を出撃させるそうだ、その事を旗艦の金剛さんに伝えにきた
金剛:そうですカー、じゃあ準備しないといけませんネー
磯風:今頃は偵察機が飛ばされているハズだから、その偵察機が戻ってくるまでに第二艦隊の編成を決めておかなきゃな
霧島:ゲームなんてやっているヒマは有りませんね。一応私達も準備しておきましょう
比叡:私、僚艦に選ばれるかなー
霧島:島の奪還というんだから、島を奪った勢力が居るハズ、それを相手にするだけなら兎も角、万一増援が来たとしたら第二艦隊だけでは足りないわね
比叡:支援艦隊旗艦として金剛お姉様のピンチを救うっ…それだわ!
金剛:うーむ、その時は期待してマース…
磯風:まぁ、他の艦隊も出る事になるだろうな。その辺は島の状況にもよるだろう。私は駆逐棲姫を案内しなければならないから、これで
榛名:クーちゃん、これ、翔鶴さんと瑞鶴ちゃんに渡して下さい、こっちはクーちゃんの分です
駆逐棲姫:アリガトウ
磯風:じゃあ
ーーー
磯風:さっき榛名さんから何を貰ったんだ?
駆逐棲姫:ン?
磯風:その袋、多分クッキーだな。良かったじゃないか、榛名さんのクッキーはそんじょそこらの店に劣らないくらい美味いぞ?
駆逐棲姫:コノアイダハルナガツクッテクレタケーキヲタベタワ
磯風:ふふ、そうか。じゃ、行こうか
ページ上へ戻る