ヘタリア学園
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第五千六百十七話 ローマに帰ったら
第五千六百十七話 ローマに帰ったら
ペルシャ皇帝はローマ皇帝を物凄く厚遇しています、そんな中ペルシャ皇帝はローマ皇帝に尋ねました。
「帰りたいと思う時はあるか」
「ローマに」
「そうだ、貴殿の国だが」
「若し帰ったら」
ローマ皇帝はペルシャ皇帝にお話しました。
「大変なことになる」
「というと?」
「敵に捕虜になった恥晒しとして」
そうした扱いでというのです。
「即刻ティベレ川に放り込まれる」
「そうなるのか」
「我が国の皇帝は少しでも不評だと」
もうそれだけで、です。
「そうなる」
「命はないのか」
「そんな仕事だから」
だからというのです。
「もう帰られない」
「それは大変だな」
だから帰るつもりはないです、しかも厚遇されていますし。
第五千六百十七話 完
2016・12・17
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