サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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PM21:00
ダイニングMUSASI
専用駐車場にて
サトシ:「よし、降りようっ」
サトシはコジロウの店に到着した。
ヒカリ:「お腹減ったわーー!」
ガチャっ(ドア)
駐車場に車を停め、サトシとヒカリは
車から降りた。
カツラ:「、、、」
ヒカリ:「あれ?、、
カツラさん降りないわね」
サトシ:「カツラさん、行きますよ?」
カツラ:「、、、」
スッ(手)(ジェスチャー)
サトシ:「カツラさん、、何してるんだ?」
ヒカリ:「”開けろ”って言ってるんじゃない?」
サトシ:「え?」
サトシはドアを開けた。
ガチャッ
カツラ:「、、、ご苦労」
サトシがドアを開けると、
白いスーツにサングラス、白のハットで
杖をついているカツラが降りてきた。
サトシ:「カツラさん、どうして
杖ついてるんですか?」
カツラ:「、、、」
サトシ:「カツラさん?」
カツラ:「あまり名前で呼ぶなっ。
”シルフ組”の奴らにバレるじゃろうがっ」
サトシ:「え?」
カツラは急に態度が変わった。
カツラ:「早いとこシルフ組との
抗争にケリをつけなくてはならんがのっ」
サトシ:「シルフ組?抗争?」
ヒカリ:「サトシっ」(小声)
サトシ:「え?」
ヒカリ:「スイッチ入っちゃってるわ。
きっとヤクザに成り切ってるのよっ」(小声)
ヒカリ:「仕方ないから付き合って
あげましょっ」(小声)
サトシ:「え〜〜」(小声)
カツラ:「早く取り引きの店に行くぞっ。
わしを案内するんじゃ」
サトシ:「、、、はいっ」
ヤクザに成り切ったカツラに
サトシは付き合っいつつ、3人は
コジロウの店に向かって歩いた。
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