| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千九百二話  何を学んできたIOC

第五千九百二話  何を学んできたIOC
 日本はその言葉を聞いてすぐにお話してくれた妹さんに聞き返しました。
「今何と」
「ですからボートの競技場に韓国さんのところを使うことも検討しているとのことで」
「あの、それでは共催になりますが」
 唖然としつつも何とか言葉を出す日本でした。
「それはしないのでは」
「その筈ですが」
「オリンピックは基本その国の都市で行いますし」
「そうなのですが」
 見れば妹さんも唖然となっているお顔です、お話を聞いてそうなったみたいです。
「ですが検討されているとか」
「それでは埼玉か宮城で行えます」
「私もそう思いますが」
「ワールドカップ、アジア大会の再現になりませんか?」 
 こう思ったのは日本だけではないでしょう、お話を聞いて。
「あの、本当にそれは」
「トンデモ案ですね」
「どうしてそんな案が検討されるのか」
「不思議で仕方ないですね」  
 日本も妹さんもその案のお話には唖然となっています、IOCは本当に何を考えて何を学んできたのでしょうか。


第五千九百二話   完


                         2016・10・18
 
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧