サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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翌日、、、
ピピピッピピピッ(目覚まし)
カチッ
サトシ:「ん、、、朝かっ、、」
サトシは起き上がり時計を見つめた。
サトシ:「、、、腹減った、、、」
顔を洗い、身だしなみを整えると
サトシはリビングに向かった。
リビングにて
サトシ:「おはようございますっ」
カツラ:「起きたかサトシ君っ」
カタカタッ(パソコン)
リビングにヒロシとヒカリの姿は無く、
カツラしか居なかった。
サトシ:「カツラさんっ、他のみんなは?」
カツラ:「ヒロシ君とヒカリちゃんなら
広間じゃよ」
サトシ:「広間?」
カツラ:「廊下の一番奥の部屋じゃ。
そこに朝食があるじゃろっ。
朝食を済ませたらサトシ君も
行ってみると良いぞっ」
サトシ:「今日はどうするんですか?」
カツラ:「昨日の今日じゃっ。
今日は皆休んで良いぞっ。
ワシはメガヤンマの体毛の分析と
シルフの盗聴で忙しいがなっ」
サトシ:「あっ、はいっ。
盗聴は交代しますからっ!」
サトシは朝食を取る事にした。
カタカタ
ピタッ
カツラ:「、、、ところでサトシ君っ」
サトシ:「、、はいっ?」
カツラ:「ヒカリちゃんは美味かったかの?」
サトシ:「えっ?、、、まぁ、
俺は美味いと思いますよっ!
昨日のカレーも美味かったし、、、」
カツラ:「そうではないっ、
ヒカリちゃんの身体の事を聞いてるんじゃっ」
サトシ:「体?、、あぁ!ヒカリなら
大丈夫でしたよ!昨夜話した感じじゃ、
凍傷も無く普段通り元気でした!」
カツラ:「昨夜はヒカリちゃんと
どこまでいったのじゃ?」
サトシ:「え?
、、別にどこにも行ってませんけど、、」
カツラ:「もういいわいっ」
カツラ(わからん奴じゃのう)
サトシ:「?」
サトシは朝食を済ませた。
サトシ:「それじゃあ、俺も広間に
行ってきます!」
カツラ:「うむっ、しっかり
やるんじゃぞっ」
ガチャッ(ドア)
サトシは広間へ向かった。
カツラ:「やれやれ、、、同じ屋根の下に
住みながら何もないとは、、、、。
サトシ君もヒロシ君も、もったいないのう。」
カタカタッ
カツラがパソコンを操作していると、、、
prrrrprrrr prrrrprrrr
カツラ:「むっ?」
カツラの携帯電話がなった。
prrrr prrrr
カツラ:「、、、コジロウ君か、、」
電話の相手はコジロウだった。
ピッ
カツラ:「、、、もしもし?、、、
うむっ、大丈夫じゃっ、、、何?本当かの?
、、、うむ、、、うむ、、、わかった。
今日の21:00に皆で向かう、、、うむ、
、、、そうか、、、ご苦労じゃった。
感謝するぞ、、、わかった、、では、ちゃおっ」
ピッ
カツラ:「、、、こっちは順調じゃの」
カタカタカタッ
電話を終えると、カツラは
再びパソコンと向き合った。
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