| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千八百七十四話  砂漠に興味なし

第五千八百七十四話  砂漠に興味なし
 ペルシャはシナイの南にある砂漠を見ました、その砂漠は相当に広くて見渡す限り砂の海です。ですが。
 その砂漠を見てもです、ペルシャの上司の人はこう言うだけでした。
「別にどうでもいいな」
「砂漠ですからね」
「そうだ、領地にしない」
 ペルシャの上司の人はペルシャに言いました。
「人もいないからな」
「そうですね」
「あとエジプトの南西もだ」
 そちらもというのです。
「砂漠が広がっているがな」
「あっちもですね」
「御前の領土にはしない」
「俺もああしたところはどうでもいいです」
「そうだな、ではな」
「ここは領土にしないってことで」
「無視していく」
 手を伸ばせばすぐに領土になってもです。
 かくしてアラビア半島はペルシャの勢力圏にはなりませんでした、人も一応いたのですがそれでもでした。


第五千八百七十四話   完


                          2016・10・4 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧