ヘタリア学園
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第五千八百七十四話 砂漠に興味なし
第五千八百七十四話 砂漠に興味なし
ペルシャはシナイの南にある砂漠を見ました、その砂漠は相当に広くて見渡す限り砂の海です。ですが。
その砂漠を見てもです、ペルシャの上司の人はこう言うだけでした。
「別にどうでもいいな」
「砂漠ですからね」
「そうだ、領地にしない」
ペルシャの上司の人はペルシャに言いました。
「人もいないからな」
「そうですね」
「あとエジプトの南西もだ」
そちらもというのです。
「砂漠が広がっているがな」
「あっちもですね」
「御前の領土にはしない」
「俺もああしたところはどうでもいいです」
「そうだな、ではな」
「ここは領土にしないってことで」
「無視していく」
手を伸ばせばすぐに領土になってもです。
かくしてアラビア半島はペルシャの勢力圏にはなりませんでした、人も一応いたのですがそれでもでした。
第五千八百七十四話 完
2016・10・4
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