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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達

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3部分:設定資料その二


設定資料その二

聖域
 ギリシャの首都アテネにあるアテナ神殿周辺の地域。結界で守られており一般人は立ち入ることができず、その存在すら知覚することができない。知っているのは各国の要人や特別に聖域に関係する者等ごく僅かである。なお中心であるアテナ神殿に辿り着く為には黄金聖闘士の護る十二宮の全てと教皇の間を突破する必要がある。


十二宮
 聖域にある黄道十二宮の名がつけられた十二の神殿のことである。アテナ神殿を守る為の結界でありそれぞれを聖域最強の戦士達である黄金聖闘士が守護している。頂上にあるアテナ神殿に辿り着くには白羊宮から順番に上っていかねばならず超能力等の突破も不可能。


アテナ神殿
 聖域の頂上にある神殿。巨大なアテナ神像が安置されている。過去アテナがいる時代もあった。


スターヒル
 教皇のみが出入りを許されているアテナ神殿よりもさらに奥にある絶対の禁区。教皇はここで星の動きを観測することで大地の吉凶を占う。


教皇
 聖闘士をまとめアテナを補佐する聖域の最高権力者。アテナ不在時の代理でもあり通常は黄金聖闘士の中から先代教皇の直接指名によって次代の教皇が選ばれる。現教皇は先の聖戦の生き残りであり前の牡羊座の黄金聖闘士であるシオン。


黄金聖闘士
 聖域の十二宮を守護する十二人の聖闘士。黄金聖衣を身に纏いその全員が全員光速の拳を繰り出すことができ第七感、即ちセブンセンシズに目覚めている。誰もが天才的な戦闘巧者であり白銀聖闘士とは隔絶どころではない戦闘能力を誇っている。その為余程の非常事態でなければ動くことはなく黄金聖闘士同士が顔を合わせること自体が非常に少ない。動く時は教皇の勅命によって動きそれ以外では動かない。また黄金聖闘士同士が戦った場合は実力が拮抗している為千日戦争になるか双方滅ぶと言われている。戦闘においては白銀聖闘士や青銅聖闘士を指揮下に置くこともある。それぞれの宮に従者達を置いている。聖域においての切り札である。
 その特徴として他の聖闘士が普段は装着しない白いマントを常に羽織っている。また他の者から様付けで呼ばれるのが普通である。彼等の上にはアテナ、そして教皇しかいない。その為命令を出せるのは教皇だけであり彼の命令以外で動いてはならないともされている。


黄金聖衣
 最上級の黄金に輝く聖衣。全部で十二個存在する。他の聖衣に比べてガードする範囲が遥かに大きく、またその能力も高い。同時に個々の意志を持ちかこの装着者の記憶も蓄積されておりこれが意識を形成する一因にもなっている。また装着者がいなくとも移動することもある。完全に破壊されたことすらなくその強さは装着者である黄金聖闘士達と並んで聖域の象徴でもある。


第七感
 視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感と第六感の上にある第七感を指す。 小宇宙を燃焼させそれを究極まで高めると目覚められるとされている。また、これに目覚めると小宇宙が限りなく増大し光速の動きに目覚めると言われている。黄金聖闘士になるにはこれに目覚めることも必要条件の一つである。
 
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