ラブライブ!サンシャイン!!×仮面ライダーゴースト ーAquors Gorstー
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第1章 英雄アイコンとレジェンドライダーアイコン
第8話 脱出王の英雄
前書き
もうすぐ、エグゼイドが始まりますね。
ゴーストとエグゼイドの映画movie大戦2017がどうなるのかが楽しみですね。
今回は久しぶりに、新しい英雄アイコンが登場します。
では、始まります。
眼魔の世界にて・・・・・・
???「ユーゴ、ライダーのアイコンを手に入れたのね」
ユーゴ「そうですよ。姉上」
ユーゴに話しかけているのは、姉のユーナである。
???「さすがは、兄上ね」
ユーゴ「ユリンか」
さらに、ユーナとユーゴの妹であるユリンもやってきた。
ユーゴ「だが、これはまだ序の口だ。いずれは、黒澤ルビィが持っているアイコンをすべて奪う。父上が掲げた理想の世界、完璧な世界を実現させるために」
ユリン「人間どもは、完璧な世界において邪魔だからね」
ユーナ「アイコンは、すべて我々がいただくのだから」
ユーゴたちは、理想の世界の実現のため、アイコンをすべて奪うとたくらんでいる。
一方、人間世界、内浦では・・・・・・
ルビィ「んん・・・・・・」
ユーゴとの戦いに敗れ、意識を失っていたルビィは見覚えのない場所で目を覚ました。
目を覚ますと、そこにはメンバー8人がいた。
千歌「ルビィちゃん、気が付いた?」
ルビィ「千歌さん、みんな・・・・・・」
曜「よかった・・・・・・」
梨子「本当に、心配したんだから」
ルビィ「ごめんなさい・・・・・・」
意識が回復したのを見て、ユルセンがルビィの前に現れる。
ユルセン「まったく、ルビィは・・・・・・」
ルビィ「ユルセン」
花丸(えっ、ユルセンがいるの?)
ルビィの近くにユルセンがいると思い、花丸はクモランタン光を点灯させる。
花丸「ずら!!」
すると、ユルセンの姿が千歌たちにも見えるようになった。
鞠莉「あら、ユルセンじゃない」
ユルセン「おい、俺様を見えるようにするな!!」
梨子「もう、それぐらいはいいじゃない」
ユルセン「まあいいや。それにしても、ルビィは本当に無茶するよな。非常に危険な眼魔と戦って、返り討ちに遭っちまったからな」
ルビィ「・・・・・・それよりも、ここは?」
果南「ここは私の家のダイビングショップよ」
ダイヤ「本当に良かった。ルビィが倒されたのを見たとき、本当に怖かったんですから。ルビィがいなくなっちゃうんじゃないかって」
ルビィ「お姉ちゃん・・・・・・」
ダイヤ「私たちを頼りにしていいのよ。私たちは、ルビィの味方だから」
ルビィ「・・・・・・」
その時、外で爆発のような音が聞こえ、果南と花丸たちは外に出る。
外に出た後、花丸はクモランタンを海側の方に向けて、光を放つ。
花丸「ずら!!」
すると、花丸たちの目の前にアミキリ眼魔が姿を現した。
花丸「が、眼魔ずら!!」
梨子「眼魔!?なんで、こんなところに・・・・・・」
ダイヤ「まさか・・・・・・」
すると、ダイビングショップからルビィが出てきた。
ダイヤ「ルビィ!?だめです。まだ、ゆっくりしてないと・・・・・・」
ルビィ「でも、ルビィがやらなきゃ、みんなは・・・・・・」
ダイヤ「ルビィ・・・・・・」
曜「でも・・・・・・」
ルビィ「大丈夫、戦えるぐらいには回復したから」
千歌「・・・・・・」
ルビィはゴーストドライバーを発生させ、右手にアクアゴーストアイコンを持ち、左の手のひらでアイコンのスイッチを押し、それをドライバーにセットし、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》
ルビィ「変身!!」
《カイガン!アクア!レッツゴー!覚悟!マ・-・メ・イ・ド!ゴースト!》
ルビィの体を黒のスーツが覆い、アクアゴーストパーカーを纏った姿、仮面ライダーゴーストアクア魂となった。
ゴーストはガンガンセイバーを取り出し、アミキリ眼魔に攻撃する。
しかし、アミキリ眼魔はそれなりに大きいためか、効果はあまりなく、攻撃をはじき返される。
さらに、ユーゴとの戦闘でのダメージが残っており、ゴーストは思うように動くことができず、アミキリ眼魔のはさみ攻撃をまともに受け、飛ばされてしまう。
ゴースト「きゃああっ!!」
花丸・千歌「ルビィちゃん!!」
ダイヤ「ルビィ!!」
倒れた後も、アミキリ眼魔のはさみ攻撃は続き、ついに壁にぶつけられる。
ゴースト「ぐっ・・・・・・」
そして、アミキリ眼魔は空を飛び始め、そのはさみでゴーストをはさみ、遠くへと飛んでいく。
曜「ルビィちゃん!!」
花丸「そんな・・・・・・」
ダイヤはゴーストがアミキリ眼魔によってどこかへ飛ばされるのを見て、さらに苦しい思いになる。
ダイヤ(私には、何もできないの? ルビィが眼魔に連れ去られようとしているのに、私には何もできないの?)
そう思っているのは、千歌も同じだった。
千歌(お願い、ルビィちゃんを・・・・・・ルビィちゃんを助けて)
ルビィの無事を祈る千歌は、涙を流す。
その時、千歌たちの想いに応えたのか、別のところからアイコンが現れ、そのアイコンはゴーストとアミキリ眼魔の方へ向かっていった。
そして、アイコンはアミキリ眼魔に攻撃し、地上へと落下する。
しかし、はさみは強力で、ゴーストを離していなかった。
そこへ、ゴーストの前に先ほどのアイコンが現れる。
アイコンの上部は『13』の数字がある。
ゴーストの両腕は幸い、ドライバーが届く場所にあったため、ゴーストはドライバーのカバーを開けると、そのアイコンのスイッチを押し、アクアのゴーストアイコンと入れ替え、カバーを閉じる。
《アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!》
すると、別の場所から無人で動くバイクが現れると、パーカーゴーストに変形し、パーカーゴーストがポーズをとると、横に伝説の奇術師『ハリー・フーディーニ』の姿が現れた。
挟まれているため、手を動かしにくかったが、レバーに手が届き、そのレバーを引いて押し込んだ。
《カイガン!フーディーニ!マジイイジャン!すげぇマジシャン!》
仮面ライダーゴーストフーディーニ魂にチェンジすると、伝説の奇術師の力で、はさみの拘束から解放される。
ゴースト(すごい、これがフーディーニ)
それを見たアミキリ眼魔は空を飛び、空中から攻撃する。
ゴースト「空からの攻撃、でも、これなら!!」
ゴーストはフーディーニ魂の特徴を生かし、ゴーストも空中へと飛翔する。
フーディーニ魂となったゴーストとアミキリ眼魔の空中戦は熾烈を繰り広げ、アミキリ眼魔の攻撃をフーディーニの脱出マジックを生かして回避し、ゴーストがアミキリ眼魔の羽を攻撃し、アミキリ眼魔は空中でひるむ。
ゴースト「今だ!!」
ゴーストはアミキリ眼魔がひるんだ隙に、レバーを引いて押し込んだ。
《ダイカイガン!フーディーニ!オメガドライブ!》
ゴースト「命、燃やすよ!!」
フーディーニ魂の飛行ユニットから4本の鎖が現れ、4本の鎖がアミキリ眼魔を拘束する。
そして、飛行ユニットを分離させ、ドリルキックをアミキリ眼魔に向けて放つ。
ドリルキックはアミキリ眼魔に直撃し、アミキリ眼魔が爆発した後、アミキリ眼魔のパーカーゴーストを纏った眼魔アサルトも爆発した。
そして、アミキリ眼魔の眼魔アイコンは砕け散り、消滅した。
その後、ゴーストはダイビングショップの近くまで空中飛行で移動し、地面に着地した後、変身を解除する。
《オヤスミー!》
ルビィのもとに千歌たち8人がやってきて、ダイヤがルビィを抱きしめる。
ダイヤ「ルビィ、本当に良かった。一時は、本当に心配したんですよ」
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤ「でも、戻ってきてくれて、よかった」
千歌「ルビィちゃん、お帰り」
果南「ルビィの帰り、みんなで待ってたよ」
ルビィ「みんな、まだルビィはゴーストだけど、ただいま」
そして、ルビィを千歌たちも抱きしめたり、頭をなでたりした。
ユルセン「やっぱり、悪運は強いな、ルビィは」
花丸「あっ、ユルセンだ」
果南「私の父の店の看板替わりにしちゃおうかな?」
ユルセン「おい、ちょっと待て!! 勘弁してくれー!!」
ユルセンは今日も、花丸と果南に数時間追いかけられた。
それを、ルビィたちは楽しそうに見ていたのだった。
後書き
第8話現在の所持アイコン
ルビィ:アクア、ムサシ、エジソン、フーディーニ、クウガ、ジョーカー、ウィザード
ユーゴ:英雄アイコン×2、フォーゼ
ルビィの残り日数:あと83日
今回登場したオリジナル眼魔
・アミキリ眼魔
仮面ライダー響鬼に登場する三浦のアミキリの姿をした眼魔
能力は三浦のアミキリと同等で、特に変化はない。
ユーゴの姉『ユーナ』と妹の『ユリン』が登場しました。
さらに、フーディーニ魂が登場。原作のゴーストではスペクターが所持していましたが、この作品ではゴーストに所持させています。
そのスペクターは次回に登場する予定です。変身者は誰か、次回をお楽しみに。
あと、花丸と果南はユルセンを追いかけるのが好きなようです。
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