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Aqours

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Aqours

 
前書き
人口約28万人が暮らす三門市
今から5年前、三門市から平和が消えかけた。
近界(ネイバーフッド )から兵士や自国を運営していくためのトリオン目的に次々に人々がさらわれ、殺されていった。
日本軍の兵器では近界人(ネイバー)には力及ばず
三門市が終わりを迎えるのも時間の問題と思われたその時。
「こいつらは我々に任せてほしい」

彼等は現れた。
日本兵の兵器による攻撃をものともしなかったネイバーをあっさりと倒していった。

その日から間もなくして三門市の中心に大きな建物が建設された。
ネイバーを屠りさった彼らはこう名乗った。

「ボーダー」

現在ではボーダー隊員の活躍により三門市の安全が守られている。
そのお陰か5年前の悲劇を経験したにも関わらず三門市を離れる人が少ないという。

ボーダーでは市民を守るための防衛任務の他に近界(ネイバーフッド)に行く、遠征という任務もこなす。
通常この任務はボーダー隊員の中でも1握りの存在しかなれないA級と呼ばれる実力のある隊員しかこなせない任務である。

ボーダー内にある噂があった。
この遠征を行うためだけに作られた部隊があると。
その噂はいつしかこう呼ばれていた。
ボーダー特別分隊 μ's...と。 

 
ボーダー本部に9人の少女達が集められていた。
ボーダー総司令、城戸が口を開いた。
「おめでとう、諸君らは本日付でボーダーの正隊員となる。各々目的もあるだろう、それに向けて頑張ってほしい」
そう言うと城戸司令はその場をあとにした。
残された9人の内の1人がこう言った。
「やっぱりあの人ちょっと苦手ずら」
そうこうしているとボーダー本部長の忍田がやってきた。
これから正隊員としてランク戦に参加することになる。
それについての説明だった。
部隊(チーム)について、ランク戦の仕組み、そしてA級えの挑戦権。
忍田は1通り説明を終えると9人に3枚の紙を渡し、3人の人物を紹介した。
「君たちは皆戦闘員だ、チームとしてオペレーターが必要になる。本部のオペレーターチームから俺が勝手に選ばせてもらったよ」
そう言うと3人が挨拶をした。

オペレーター3人はそれぞれあらかじめ組まれていたチームに加わった。

こうしてボーダー本部所属B級に3つのチームが結成された。

黒澤隊
黒澤ダイヤ(隊長)
国木田 花丸
松浦果南
絢瀬絵里(オペレーター)

桜内隊
桜内梨子(隊長)
津島善子
小原鞠莉
園田海未(オペレーター)

渡辺隊
渡辺曜(隊長)
高海千歌
黒澤ルビィ
高坂穂乃果(オペレーター)

そして、明日から早速ランク戦が始まる。
 
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