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とある地下の暗密組織(フォートレス)

作者:@観測者
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ep.015  『過去と未来に悩む現在』

 
前書き
早めの更新です。 ('◇')ゞ

驚きましたか?    (#^^#) 

 
叶世充実。彼は今支配区にいる。


会議が解散した後の事である。







































一人だけ会議室に残り、考え事。


(そういえば今回、『あいつら』に依頼したが本当に来るのか。   地上で生活しているし本職学生で地下の事も全く知らないだろうし、それにこの場所はあの二人にとってけっこう円のある場所だしな。)

手のひらを額の前で組み、その組んだ手で頭を支えながらさらに続ける。

(とりあえず行ってみるべきか。まあ何はともあれ、金は渡した。金額さえ弾んでしまえば結構何でもしてくれる奴らなんだよな。まあ、殺しの依頼の方があいつ等らしいのかな。)

と不適で不気味な笑みを浮かべると席を立つ。


向かうは支配区。中央タワー近辺。そこにいるであろう二人組を迎えに行く。





































その相手、二人組。鋭いメガネの方が言う。
「さて、目的区に向かいだしたはいいが、そういえば俺達、あいつ等のアジトを知らなかったな。」
中指で眼鏡のブリッジを上げ、メガネクイ。


「そういえばそうでしたね。戻りましょうか。」
と優しめの方が言う。

「ああ、戻っておこう。どうせあいつらの事だ。こちらに向かっているだろう。それに、今回持ってこられた案件。ここで待っていれば、いつかはそいつに出会うだろう。」
そう言い、道を巻き返し出したメガネは|天井(ちじょう)までそびえて立っている中央タワーを見る。

(今回きたという奴ら。『国際的過激派武装組織(IVA(イヴァ))』にも認識されるほどの財力・武力・情報力を有しているとなればその中にカリスマ性に優れた指導者がいるのだろう。

そいつは統率力や話術なんかにも優れているのだろうな。まあ、自分たちの意志で戦争を起こす国家に属しない軍隊と考えたらそんな将軍(あたま)がいても全くに不思議ではないか。)
メガネクイ。




「暁さん、どうしましたか。地下についてからずっとメガネの微調整してますけど?」
と優しめの方が心配そうなトーンで聞く。

「何でもない。ただちょっとピントが合っていないだけだ。」
メガネクイ。

































二人。着き、辺りを見回す。

何も変わっていないように通行人がいる。この地区はやはり安全なのだろうか。常に夜の様に暗いことを除けば地上をほとんど変わらない風景が見える。


優しい方が辺りを見回す。
「『fortress』の連中はいつ来るんですかね。」

メガネクイ。
「知らん。でも目的区からここまではそれほど離れてはいない。かかってもせいぜい10分程度だろう。」

「じゃあ、待つしかないんですね。」

「そうなるな。まあ、ほんの少しだけだろう。『rortress』の奴らは一応は学園都市の一部という事になっている。本人たちの意志などに関係なくこちらに来るように命令されることだろう。まあ、上の命令がどうであれ、叶世(あいつ)は来るだろう。」




無神経、無感情、無感動というとてつもない不動の精神を持っている彼は機械的などではなく常識的に動くことが自然であると思っている。世の中を我が道だけを歩むように、彼は世間体(せけんてい)を常識で歩んでいるのである。




「お。あそこにファミレスがあるじゃないか。まあ、景観は独特だが。」
と苦笑い。だが、最初に見たというのもあったが、地下にある食事処がどんなものかという好奇心が働いたのだろう。

「入ってみるか。  来る途中もひどかったが、これからの事も考えると腹が減っていたら駄目だろう。」




これから。あの『fortress』が此方に依頼してくるレベルの大ごとなのだろう。学園都市の外部から来る脅威から守っている『警備員(アンチスキル)』と違い彼らは学園都市の内部、それも相当に奥深くの暗部から来る脅威から守っている。

その暗部から来る脅威から学園都市を守るプロフェッショナルが此方に依頼をし、相当の報酬と情報を寄越して来た。

(『国際的過激派武装組織(IVA(イヴァ))』。それほどに今回の目標(ターゲット)は強大なんだな。まあ、いつもと変わらず始末(ダウン)させてもらうことに変わりはない。)




隣ではそんなことを考えているとも知らずに、来る途中の事を言っている。
「そうですね。   いくらなんでもあんな急降下するエレベーターは嫌ですね。」

来る途中、二人の通う『森宮高等学校(もりのみやこうとうがっこう)』の学生寮の一棟。

その管理人室の中。ある仕掛けを作動させることでこの地下へと続く道が出上がる。と言ってもあるのは腰の高さの手すりと床。そして次に待つのは地下の世界へと続く驚異のアトラクション。


地下にたどり着くまでは一番早い方法であるが、使う人間は限られている。


そのルートを選んだのも今回の依頼が重要そうだったからであるという訳だ。
























ファミレスに入ると、何やらウェイトレスらしき女性が出てきた。

ふりふりの似合っている青みがかった黒色のショートボブの落ち着きのある子である。


胸のネームプレートには『久安 唯』と書かれている。

「ようこそ、『ユイのレストラン』へいらっしゃいました。」
そう言いお辞儀をすると、店の角から2番目の席へと案内された。




席に着く。

席に着き落ち着いた後、ウェイトレスが席の窓際にある大きなラミネート加工された紙を指さす。
「ではそちらのメニューを見た(のち)、お決まりになりましたなら大きな声で『ユイちゃぁ~ん、注文いいかなぁ~』とお呼びください。私が注文をお受けに参りますので。」



「一つ聞いてもいいか?」
メガネクイ。

「はい。なんでしょうか?」


そう言うと辺りを見渡す。
「この見えにはウェイトレスはお前しかいないのか?」

周りには数人の客がいるが、それに対応するホールスタッフはこのウェイトレス以外には見当たらない。
「あぁ、はい。ホールは私ともう一人が別々の日に入っている程度です。まあ、それでもこのお店では対応できますので大丈夫です。」

テーブルは見渡した限り、10と少しばかりである。それを一人で(さば)くのは結構に至難の業であろう。

胸の名札を見直す。
「あぁ、あとあんたが叶世から聞いていた『久安(ひさやす) (ゆい)』か。この後大丈夫なのか。」
時間(シフト)的な問題。彼女が優秀なのは聞いていたがホールスタッフがいなくなってしまうのはダメであろう。


「はい。大丈夫です。もうすぐしたら管理人さんが来てくれますので、その方にお任せします。」
「そうか、ならいい。   あ、俺はこの朝のティータイムセットをくれ。」

「裂博は何にするんだ?」
そう言ってメニューを渡すと、見た瞬間に『これだ!』と目に飛び込んできたものがあった。

「じゃあ僕は、このシュガートーストで。」
「はいかしこまりました。シュガートーストと朝のティータイムセットですね。」

メモなどを取らずにいる事に不安感を感じるが、彼女は厨房へと行った。






約5分後。

「お待たせしました。こちら、シュガートーストと朝のティータイムセットになります。」
さっきの久安がお盆の上にシュガートーストとコーヒーと焼かれたとーうとを持ってきた。

そしてテーブルにお盆を置き、二人の注文の品を渡す。

一言。
「すみません。朝のティータイムセットのゆで卵なのですが、少しお時間がかかってしまいそうですので、あともう5分程度お時間をとらせていただきます。すみません。」
と丁寧な対応。

「仕方ないですね。もう少し待っていますか。」

「あと、ゆで卵の方ですが、持ってくるのは先ほどお話していた管理人さんになると思います。その時間になるとお客様が増えますのでご注意ください。」

「ああ、わかった。」
「では、私は先に失礼させていただきますね。お二人はこの後『fortress』の皆さんのところに向かうのですよね。でしたら私もご一緒させてください。」

「ああ、了解した。だが、俺たちが食べ終わるまで何処に

「良かったです。ではあなた方の食事が終わるまで私はレストランの前で待機させてもらいますね。よろしくお願いします。」

そういってお辞儀をすると、ぴょんぴょんと跳ねてスタッフルームまで行ってしまった。

「はぁ。後はもう知らん。なるようになれだ。」
いう事を聞いてくれるのか突っ走ってしまうのかよくわからん女だ。

「はぁ。ですね。」 
 

 
後書き
第77の禁忌    |ω・)ボソッ。


後、今回は特に誤字が多いと思いますので、もしも誤字がありましたら感想などに報告お願いします。





2016/10/30
明らかにおかしい文面を発見し、修正しました。 
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