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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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進路指導のウィザード
  一日休養のメイド達×友好同盟と三大勢力の頼み

本来ならば早朝に鍛錬しに起きてくる一誠だったが、現れなかったので疑問に思いながら朝食の為にダイニングルームへ行くとそこにBSメイドと恋姫メイドが仕事をしているはず。なのに誰もいなくて、しかも当主である本人もいないままとされていた。シーグヴァイラ達は困惑状態になりかけたが、次元の狭間本家にいるアスモデウスからの連絡により納得するしかなかった。

「こちらシーグヴァイラですが、人間界本家も私達以外の者達が居ません」

『やはりそっちも同じなのね。どうやら昨日出撃した次元パトロール隊の者達全員寝てるのよ、恐らくそちらにいる一誠も同様にね』

「だが何故皆寝ているのだ?本来ならメイドオンのはず」

『月と詠もこちらにいるけど、全員一日休暇らしいからメイドオフらしいの。機能してないから食事や掃除とかも今日だけは勘弁してほしいんだって』

「それなら納得したよー。一番力を使った一誠君を始めとして、出撃して行ったメイド達も緊張状態だったらしいって桜花さんが言ってた」

『出撃すると最前線モードに入り、ピリピリしている状態から解放された事で一気に疲労が来たんだと思う。だからそっちにいる隊員達と一誠も起こさないでこのまま寝かせておいてヴァーリ』

「分かったよ従姉さん。俺達はいつも通りに通学してくるけど、幸い桜花・結衣・沙紀の三人はこちらに居るから必要最低限の事はしてくれる。送迎車も」

と言う事で次元の狭間本家と人間界本家にいる全メイドオフと一誠達の休養、これについて聞いた朱璃は今日行われる和平同盟について延期してほしいと夫であるバラキエルに頼んだ。朱乃も白音もハイブリッド・ピースなので、同じくソーナ達から聞かされてアザゼルに言う事となった。

一誠だけが休みとされているが、いつも通り出席扱いとされた。今は昼休み、アーシアとゼノヴィアはクラスメイトのヴァーリ達に聞く事で知った。

「一誠さん、今日も休みで出席扱いとなってますがまた何かあったのでしょうか?」

「大丈夫よ。今回はちゃんとした休みとなっているし、昨日一誠君が無言のまま出て行ってから仕事してた訳だからねー」

「一誠らの任務も気になるが、仕事終わりの休養ならば何となく納得出来る」

「そう言う事だ。今回は察しておいて助かるが、明日になればいつも通り通学してくるさ」

ヴァーリ達はいつも通り屋上にて弁当を食っていたが、今回はメイドお手製ではなくソーナ達のお手製である。全メイドの機能を失っているが、自立支援型AIゼロはいつも通りなので助かっていた。アザゼルは朱璃とバラキエルからの通達で、サーゼクスとミカエルに今日の会談が延期となった事を知らせる。そうじゃないと今日来てしまう。

「と言う事で、今日は一ちゃん休みだから和平に関して明日にしてくれないか?」

『アザゼルが言うのであれば・・・・ですが一誠さんの任務とは一体どんなのでしょうかね』

「俺も気になっているがそれに関しても明日教えてくれるさ。シーグヴァイラ曰く最前線任務から帰還後、全メイドオフとなって一ちゃん本人もまだ寝ているか休養してるらしいぜ」

『恐らくだけど私らの知らない異世界での対ドウター戦をしたんだと思うな。一誠君達CBは元々異世界から来てる訳だし』

「まあな。異世界を行き来と言うのは、理論的には可能な話だったがまさか実現しているとは思わなかったぜ。だが一ちゃんが証拠となっている」

俺アザゼルは三大勢力に今日の会談延期を知らせた後、屋上へ行ってみるとそこにはヴァーリ達が昼食を食っていた。なので俺も混ぜてもらったが、本当に機能していないらしいんで苦労話も聞いた。掃除・洗濯・料理を放棄して、身体を休ませる事を第一に考えての事だしリアス達グレモリー眷属も魔法使いの契約について履歴書を見ているとの事だ。

「ところでそちらの魔法使いに関してはどうなっているんだ?アザゼル先生」

「本来なら今日から何だが、俺達はまず和平同盟が先だと思ってるんで今は簡単に履歴書を見てる状態だ。一ちゃんが居ればよかったが、休養なら何となく納得出来る」

「確かにこちら側は別勢力ですし、一誠さんが居なければ会談の意味がないですわね。魔術文字の解析もそうですが、魔法使い式の履歴書を私とリアスの意見を取り入れながら目を通してます。私も白音ちゃんもハイブリッド・ピースなので、半分黒神とグレモリーと感じとなっておりますからルフェイに意見を聞きたいです」

「最終的な確認はリアスだが、今だけは軽く書類を見とけと言ってある。辞書や資料片手にチェックする事もいいが、俺達は一刻も早く和平同盟したいからなー」

「書類審査に一誠様基準を設けて有益か、それに満たない者は切り捨てると助言しておきます。私は主に情報収集ですが、ルフェイやゲオルグに魔法使いの契約に関して教えてもらってます」

バッサリ切ったとしても、基本的な調査を終えないといけないが今だけは魔法使いの契約よりも別を考えていたアザゼル。朱乃と白音は昨日の事をヴァーリ達に話していたが、聞くだけで嫌な予感しかしないからな。錬金術においてレアアース、レアメタルの魔術的利用方法を研究したり色んな方法を聞いていた。昨日言ってたフェニックス関係者が狙われると言う情報は、改めてフェニックス家から届いた。

「レイヴェル、最近アイツどうしてるか知ってるか?」

「アイツ・・・・ああライザーお兄様ですよね。一誠様から鍛え直されましたので、今は昔よりも元気でやっておりますわ。いくつものゲーム体験してましたが、黒神眷属での戦闘参加は推奨されております。私達から見たグレモリー眷属は超高火力重視チームとして、下手な指示がいらないぐらい圧倒的ではありますけど弱点も多いかと」

「確かにな。グレモリーはそうだが黒神はパワーとテクニックの両方を持つ万能チームだし、弱点とか無い悪魔にとっちゃ最強最悪の眷属となっちまった。何せ量産型聖剣エクスカリバーを持つ事自体がイレギュラーで、ハメ技を受けて崩されてもすぐに動く態勢を持つ。ま、グレモリーは自分の弱点を補う努力をしているが現時点のプロプレイヤーは己の実力・戦術を誇りに持ちすぎている。だから鍛錬や修行と言った自身を鍛える事を好まない悪魔は、家の特色と血に流れる才能によって行動している」

「アザゼル先生の言う通りで、眷属の力が足りなければトレードで済ませるしよく行われている。鍛錬や修行と言う概念がないから、ライザーもなかなか根付かない訳か。情愛が深い眷属はグレモリーぐらいで、基本合理的で動いている悪魔は簡単にトレードしようとする。ま、ウチには関係ないし黒神眷属にトレードと言う概念は無いに等しい。悪魔の歴史から見たら異例なぐらいだけど、若手四王は結果を出してるしウチはテロリストが居たとしてもすぐに動けるからな」

アザゼルとヴァーリの話を聞いていた俺だが、現在も就寝中であっても精神体となって皆の付近にいる。アザゼル以外のメンツらは俺が見えているけど、見えないフリをしてくれているので非常に助かっている。

若手を送りたくないサーゼクスであっても、テロリストと戦って冥界の役に立っているのが現状。ま、俺ら次元パトロール隊が出撃すると帰還後一日休暇するようにな。すると嫌な輩からの会話が聞こえてきた。

「協会のランク分け、確認してきたか?メフィストのクソオヤジの所じゃ、今期若手悪魔のランクが発表された途端に話題騒然になったってよ」

「まあな。今回の若手悪魔は何十年の比じゃないぐらいに突出した連中らしいし、一番は黒神だがすぐに断ったらしいぞ。何せ創造神黒鐵だから」

「連なる所から別格だが、黒神眷属は別格所ではないだろう。何せ神を中心となった眷属など聞いた事ないわ・・・・それは置いといて魔王の妹が二人に大王次期当主と獅子王、大公次期当主、グリゴリ幹部の娘、聖魔剣にデュランダル使い、龍王ヴリトラの宿主。他の眷属も化け物揃いだ、コイツらは」

「そりゃ協会の奴らが契約書類を提出する訳だ」

「・・・・『禍の団』の術者達が言ってたが、ソイツらにちょっかいした幹部連中が叩かれて組織は崩壊寸前まで陥った。だが、やるんだよな?」

「おうよ。その『禍の団』から依頼が入ってるから、ついでとしてあちらにいる術者達もやる気だけは満々らしいぞ。フェニックスだけじゃつまらんとか」

「どのぐらい強いか分からんが、黒神以外なら紫炎の姐さん相手だと苦戦するだろうがどんな感想か期待していようぜ」

との事だったが、何か企みがありそうだからCBの警戒レベルを一つ上げた。学校も放課後となって帰ってきたヴァーリ達だったが、メイド達もいない人間界本家なので何時もより活気が無い。俺もだが、疲労困憊だから個人の自由な疲労を取る方法を各自でやって明日に備えた。俺は夕方辺りにゆっくりと風呂に浸かり、何時ものテンションにしないと示しが付かない。

「ふう、久しぶりだな。一日休養と言うのは」

「俺達は実際見てきたが、相当しんどかったのは相棒だと思うぞ」

「僕も僕も~!実際異世界見てきたのは実質的に僕らだけだよね~」

「私としては黒鐵神殿である程度は聞いたけど、まさか本当に異世界へ行ってる実感が湧かないわ」

「ここでの対ドウター戦と異世界=外史での対ドウター戦では格が違うし、疲労感だとこちらよりあちらの方が出るからな。大抵の任務はすぐに復帰できるが、外史を行き来してる時点で一日休養があると助かる」

現在俺達は風呂にゆっくりと浸かって、趣味の一つである料理をして疲労に効く食べ物を作ってみた。腕は鈍って無さそうだし味も問題なさそうだが、全隊員達もそろそろ起きて軽く運動はしてるだろうが無理はするなと言ってある。

掃除・洗濯をロボットに任せて、料理は今回桜花達と一緒に作る予定となっている。帰ってきたヴァーリ達の出迎えに行ったが、見た目だけでまだ疲労困憊だと分かるようだから今日の夕食もソーナ達が作るとさ。

「一誠さん。アザゼルがこちら側と同盟したいと言ってました」

「それなら知ってるが、何やら同盟後に行きたい場所があるらしいな。朱乃と白音でも教えてもらえなかった」

「俺らは完全に知っていない部分も多いが、次元パトロール隊についてはまだアザゼル達には伝えなくていいのだよな?」

「まあな。今は俺達だけで知っておいた方がいいし、朱乃と白音にも教えてあるからな。無論朱璃は当然知っていた」

「明日から全メイド達が復帰するけど、次元の狭間本家にある滑走路はどうなってるの?」

「既に整備させてあるから問題無い。人間界本家は転移で行けるが、もしアザゼル達が次元の狭間本家に行きたいとかの為に空港のような施設を創った」

なのでトレミー3番艦が発進する時に使う滑走路はお試し版だったけど、案外加速付けた方が良さそうだとイアン達が言ってたのでカタパルトも作ってくれた。明日になると活気が戻っていて、全メイドオンのまま何時もの仕事に就いていた桃香達と桜花達。

俺らは送迎車に乗って学校へ行き、そのまま放課後になるまで時間が経つの早いと思うと教室には俺達以外いない状態となった。ここにはいない人物らが入ってきた。

「おいおい、何でここにガブリエルにセラフォルーとシェムハザがいるんだ?もしかして同盟に関してで俺に用か」

「やっほー、一誠ちゃん。私は悪魔側の使者として来たの」

「お久しぶりですね一誠様。私は天界側の使者としてです」

「私は堕天使側の使者としてね」

予想通り何かしらの使者として来た三大勢力の代表者、俺は椅子に座っていたが三人も用意してあった椅子に腰かける。教室辺りには人払いの結界が張ってあるんで、人間以外の者らなら盗み聞き可能となっている。ヴァーリ達は静かに見ていたが、ここからどうなるかは俺によってだ。

「私から説明致しますが、天使側・悪魔側・堕天使側の使者として別勢力であるソレスタルビーイングに友好同盟をしに来ました。和平よりも友好としてなら、警戒心しなくてもすみます」

「確かにな。今までだと協力者として仲介役をしていたが、今では別勢力として動いているし黒神眷属にブラック・シャーク隊もCBの一員として働いてもらっている。蒼い翼もだが、俺らが同盟してもデメリットは無さそうだ」

「では同盟してくれますでしょうか?」

「結ぼうではないか。ガブリエル、セラフォルー、シェムハザよ」

「やったー!ありがとう、一誠ちゃん!」

「ではこちらの書類にサインをお願い致しますでしょうか。天界側・悪魔側・堕天使側のトップに正式同盟のサインが必要です」

そう言ってからそれぞれの書類を見たが、一応ヴァーリ達にもそれぞれ見せてシーグヴァイラの判断で正式に同盟する事となった。俺のサインと三人のサインがある書類を複製してから原本を渡した。これで三大勢力と友好同盟した所で、俺は教室外に指を差すとバツが悪そうな感じで出て来たトップ陣三人組。

「それよりそこにいるバカ三人組、出て来い」

「バカ三人組は余計だ一ちゃん。それより正式に同盟出来て何よりだ」

「どうせ同盟後、俺らに頼みがあるんだろ?」

「頼みたい事は他でも無いが・・・・『アース』に行かせてくれないか?それと他に創造した地球にな」

「何故行きたいんだ。アザゼルら三人は『アース』のモデルとされた領地に行ったじゃねえか」

「あそこはあくまでモデルとされた場所であるが、俺達以外の奴らもぜひ行きたいと言ってきてな。なら同盟後に頼むかと思ったのさ」

「まさかグレモリー眷属とシトリー眷属も行きたいと?」

「そのまさかさ。現在魔法使いの契約もあるから、三日間が限界で今日からな」

同盟後何かしらの頼みが来ると予想していたが、まさか俺が創造した地球に行きたいとはな。モデルとされた領地より本物を見たいと言うのはどうかと思うが、四つの地球は調整も終わらせてあるし『アース』は春でもうすぐ建星記念日=創造記念日でもある。

『ナイトメア』は元々旧魔王派に住まわせているが、『アース』に行って売買していると聞いている。『魔』も安定してるし、神聖魔族で王となってしまうが問題無し。『PMW』は無理。

「今日から?その荷物と言い準備が早いな・・・・一応聞くがどこに泊まるんだ?『アース』の時間軸はこちらと違うし、こちらで一日経つとあちらでは一ヶ月となる」

「ソーナ、何やら嫌な予感しかしないのは気の所為かしら?」

「シーグヴァイラ、どうやら気の所為では無さそうですので連絡を『既に連絡済でしてよ』流石ですね」

「一ちゃん達の嫌な予感は当たってるが、人間界本家ではなく本拠地である次元の狭間本家に泊まらせてくれ」

『俺達/私達の家に泊まる気!しかも次元の狭間本家!』

ソーナとシーグヴァイラも予想通りとなったが、リアクションは全員一致していたから相当驚いたさ。それもグレモリー眷属とシトリー眷属に、ケルディム夫婦と姫島夫婦とグレイフィアまで来る事になった。

ヤバい状態となったが、人間界本家よりも次元の狭間本家の方がオーバーテクノロジーと言う機密が多すぎる。いくら朱璃が知っていたとしても、最近だと空港のような施設を作って飛行機飛ばせる程の設備が整っている。

「CB全員、ちょっとこっちに来てくれ。朱乃と白音もな」

「不味い状態ですね、ここは円陣組むより念話にて話す方が良いかと」

『と言う事で念話をするが、いくら何でも不味くねえか?人間界本家よりも次元の狭間本家の方が機密度も百倍ぐらい多すぎる』

『私と白音ちゃんでも一度行った事はありますが、流石にあそこはマズイかと思われます。私達でも知らない技術ばかりありますからね』

『グレモリー眷属とシトリー眷属も一緒とは・・・・私の知らない所で動いていたようです』

『それと桃香さん達の事もマズイですよね?私達は許されてもまだアザゼル達には許されてないはずです』

『現在アグニとイアンさん達が緊急会議を開いてますが、結果はどうであれ次元の狭間本家は相当マズイかと』

大公の娘であるシーグヴァイラもだが、それにもしまた任務があればそれを最優先しなければならない。ま、明日から土日だから今日入れて三日間となると丁度良いかもしれない。既に準備済みと言う事で、一度念話状態を解くとケルディム夫婦と姫島夫婦とグレイフィアもいたし全員準備完了となっていた。こちらの表情を見た朱璃さんが来たのでまた念話モードでな。

『朱璃、これは一体どう言う事だ?』

『どうやら私に内緒で動いていたようですが、流石にマズイと言う事は分かりかねます。次元の狭間本家は我らCBにとってヤバい代物ばかり置いてありますからね』

『こちら次元の狭間本家にいるイアンだ、聞こえるか一真?』

『イアン。そちらでの答えはどうだ?やはり断った方が良さそうか』

『現場と実際支配しているアグニとの話し合いだとギリギリOKとなった・・・・一真に約束をさせれば大丈夫だとワシら現場組はそう思う』

『なるほど、確かにいくつか規定やら約束を守れば大丈夫と言う訳か』

『そう言う事だが、せっかくなら最近になって完成した空港施設のテストも兼ねてな』

『私達の事も大丈夫かと思いますが、名札を掛けておけば・・・・まあ間違えて言った場合は無言の笑顔を浮かべればいいと思いますぞ』

『所謂圧力な、了解したから連れてくるよ。テストも兼ねてね』

俺らの答えはイエスとなったので、歓喜していたが約束を守らなければ行かせてやらんと言っておいた。一つ、絶対に俺の言う事を聞く事・二つ、もし破ったら連帯責任として三大勢力トップ陣の三人にハリセン一発叩かれる事・三つ、違反しまくったら二度と行かせてやらんと言う誓約書を作成。

バカ三人組が見てサイン後、俺達は駒王学園から近くにある空軍基地へ行く事となった。天使側はミカエルとガブリエル、悪魔側はサーゼクスとその他大勢、堕天使側はアザゼルと姫島夫婦。 
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