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ヘタリア学園

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第五千八百一話  本当にいたのかも

第五千八百一話  本当にいたのかも
 ルーマニアはハンガリーにかなり真剣なお顔でこう言われたことがあります。
「あんたのところから凶悪犯がこっちに逃げたみたいだけれど」
「そんなの好きに捕まえていいずらよ」
「それがそうもいかないのよ」 
 その深刻なお顔のまま言うハンガリーでした。
「山の中に逃げて潜伏しているみたいだけれど」
「だから見付けにくいずらか」
「しかもね」
 さらに言うハンガリーでした。
「この凶悪犯人間じゃないみたいだし、普通の」
「と、いうとずら」
「あんたのお家の名物よ」
 もうそう言っていい位になっています、ルーマニアといえばこれだと世界中の誰もが言う程にです。
「それらしいから」
「まだいたずらか」
「まだって何よ、まだって」
「そこは想像に任せるずらが」
 物凄く重要な部分はぼかすルーマニアでした。
「とりあえずそんな奴は好きにしていいずら」
「ヴァンピール探すわね」
 そこからのお話になりました、このお話は二十世紀後半に実際にあったみたいです。


第五千八百一話   完


                        2016・8・27
 
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