A級少女は異世界へ
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FAIRY TAIL編
“苦しみ”
前書き
良いセリフって難しい
「これは...俺も習うのか(俺にはトリオンがあるが魔力があるのかわからねぇのに...)」
「あぁ、まぁ頑張って」
ロイはそう言いまた笑う
「…はい」
フユキはそう答え、何処かに去って行った
ロス「ッ......」
先程魔法が出なかったロスは、思い切り手を握っていた
__________
「なんかこの村めんどくさそうだな…逃げてもいいかな(真顔)」
「おーい!」
「あ、えっと...リュク…?」
お前さっき訓練してたんじゃ?と声をかけるフユキ
「おい!?俺お前より年上だぞ!敬語使え!敬語を!!」
「あぇ?...俺自分より強いと思ってる奴にしか敬語使わないんで(これからは)」
「誰がお前より弱いんだよっ!」グモォ
「ん~...まぁいいや、それで?俺に何か用?」
「…お前ここから逃げろ」
「...は?」
「此処は地獄だ…だから...逃げろ」
「……嫌だ」
フイッと顔を逸らすフユキ
「はぁっ?!なんで!?」
「...俺、人に指図されるの嫌いだし」
「何言って...?!」
「それに、お前らが苦しんでるのに俺だけ逃げれるかっつの」
フユキは小さくそう呟いた
「!!!」
「こんないい村ぶっといて、
やってる事が拾った奴らを奴隷みたいに扱う、そんなの許せん
(さっきは冗談で逃げるとか言ったが、コイツの顔見たらそんな気も失せたし)」
「!!!」
「つー事でこれから暫く宜しくな!」
そう言ってリュクに笑いかけるフユキ
「ッ...俺は知らねぇぞ!」
「おうっ」
そうしてフユキは、これから此処に住むことにした
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