無限遠のディバインゼルク
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第1話『ハジマリ』
前書き
はい、ハイエナです。新作を書き始めました~!どうぞ気楽に見ていってね!ではどぞ!
ー俺は強い日差しを浴びながら電車の横を並走していた。今から学園に向かう途中だ。常人ならあり得ない光景だろう。電車と並走…なんて。しかし今2112年では少し珍しいことで済ませるのだ、理由はー2102年、謎の怪物『クェイス』による世界の侵攻が始まった。そしてクェイスがもたらした驚異は人間が特殊能力を得ることである。それは『神人(カミビト)』と呼ばれた。そしてその5年後、日本で組まれたクェイス殲滅専用神人組織『ツキガミ』が当時の精鋭部隊を戦場に行かせ、クェイスを確実に減らした。その部隊こそが“現”ツキガミ最強部隊『フレイア』である。そしてそのまた5年後、フレイアへ所属する若者を育てるために作られた学園…それがここ、中高一貫校の銘仙学園である。ここで俺は今日から高校二年生となる。「はぁ…やっと着いたか…帰りてぇ」「あ、おっはよー♪零哉!」コイツは俺、夕闇 零哉(ゆうやみ れいや)の幼馴染みの晴谷 楓(はるたに かえで)だ。「じゃあ、教室確認して早く式行こっ♪今日から高二だよー?」「お、おう…つかそんな急がなくて良いだろ?どうせ基本的な高校の授業なんざ院で習ったし…」「いいから行こう!…えーと、あ、同じクラス!えーと私がは行だから、零哉は…私の左斜め後ろだね!…ちぇっ、隣じゃないや…」「毎年どーも、的確に当てるからな…ていうか隣じゃなくても良くないか?幼馴染みとはいえ恥ずかしいし…」俺がそういうと楓は顔を真っ赤にして言い寄った。「違う!私と零哉は家族なの!いい!?院ではみんな家族なの!!」コイツは俺が楓は幼馴染みというと必ず言う。まぁ、それほど家族思いだと言うことだ。「はいはい、すんませんでしたー、よしじゃあ式行くぞ、楓」「はいはーい!…って零哉歩くの速いよー!!」~式をしていまーす。長い長い、始業式です。~「あー、やっと式終わりやがったか…あの校長話長いんだよなぁ…元フレイア所属って聞いてたけど、この一年間ただ、ゆったりしてたからなー、あの人」「うーん、そうだねぇ…あ!教室行こっ!」「あ、あぁ…分かったよ…」そして俺らは教室に向かっていった。
後書き
これ、第1話長くなりそうなので前編・後編に分けまーす。では、ありがとうございました!
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