『Deep pain』
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『RED FLOWER』
其処に一輪の
華が在った
さびしいって
かなしいって
泣いてたんだ
開花してく瞬間
それさえも
怖がって
痛がって
泣いてたんだ
でもいつの間にか
さびしさも
かなしさも
怖さも痛ささえも
失ってたんだ
あの頃の美しさ
何処にも無くて
あの頃の無垢な
輝きも失ってた
華一輪その人生
何処で手折られ
朽ち果てるのか
何処で汚され
堕ち逝くのか
華は美しく
咲き誇りたかった
後悔なんて
しても無意味だ
だって華は
何の非も無かった
華はただただ
何も望んではない
散り逝く其の日迄
深紅の輝きを
浴び続けてくだけ
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