魔法少女リリカルなのは 龍皇の軌跡 現在連載停止中
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二ラウンド終了! ・・・したけれど
前書き
タイトルがしょうも無くつまらない。
これからは書き方を変えながらの投稿です
《……1…カウント0》
ドオオオオオオン
空から飛来した黒い雷がリューヴェルト達がいたところを中心に落ちた
side リューヴェルト
「か…間一髪…でしたね。陛下、奥さま、イクスお嬢さま」
目の前にいる紫色の髪に紫色の瞳で光の鎖に繋がれた青年、フィルスがこちらを見ていた
「助かった、フィルス」
「いえいえ、とんでもない。それよりも陛下、リミッターをセットして下さい。艦内が持
ちません」
「あっ」
フィルスに言われて周りを見てみるとところどころにへこみや傷があった
わたしはすぐにリミッターをセットし、フィンとシルファイドを待機状態に戻す
「破損修復…完了」
フィルスが目を閉じて言うと艦内の損傷が無くなった
「フィルス、周辺の大気成分を調査して下さい」
突然シルフリードがそう言う
「はい?分かりました。周辺の大気成分を分析…大気中にエクリプスウイルスを感知…
魔力素通常量をオーバー…本艦への障害は無し「ちょと待て」…はい?」
「今エクリプスウイルスと言ったか?」
「はい、艦外にエクリプスウイルスの反応が…ってええ!」
自分がとんでもないことを言ったのに気が付いていないようだったので待ったをかけた
「これだと艦の外に出られないな」
エクリプスウイルスか…わたしやシルフリード、フィルスなら大丈夫だがイクスや
4326人の民達には危険だ。もし感染したら高確率で自己対滅で死ぬし適合しても
ゼロエフェクトに耐えられるか分からない
「!っ、そんな…嘘…だろ」
いきなりフィルスが口元を押さえて信じられないものを見ているかのように言う
「どうした」
「艦内の生命反応…急速に減少中…原因、エクリプス…。」
「なんだって!」
「そんな!」
わたしとシルフリードが同時に言う
「映像、出します」
わたし達の目の前に現れたモニターに民達の避難している部屋の映像が映る
そこはたくさんの肉塊が転がり、壁に血が付着し、生きるものがいないような
空間だった
「お父様」
ギュッとイクスがわたしの服をつかむ
わたしはイクスがモニターを見ないように抱きかかえ、自分もモニターから目
を背けるしかなかったしか無かった
つうと涙がわたしの頬をはしる。
救えなかった。
わたしはこの世界に転生して、シルフリードやイクス、多くの民と出会い。
王として一人でも多くのの民を守り、戦乱を終わらせる。そう誓った
だが、それも一瞬にしてその誓いが守れずに終わった
「生存者反応…無し」
そうか…本当に守れなかったんだな
「あれは…何?」
「えっ…!」
シルフリードの言葉にモニターに目を向けるとそこには一人の女性が立っていた
「EC因子保有者の反応を確認…感知!転移させます」
side out
side ???
なんの前ぶれも無く戦が始まり、ジーク・ヴルムの中に転移装置を使って行き
避難シェルターに行った
しばらくして近所の人たちも全員集まったそれからまたしばらくした後に
地獄は始まった。突然隣にいた人が体から血を噴出して倒れた。
それから次々とたくさんの人が同じように血を体から噴出し、体の一部が無くなり
肉塊になって死んだりして……
いつの間にか気絶していた。
目が覚めると周りにはたくさんの肉塊が転がっていて。
たくさんの人が死んだ。
否、自分以外の人が死んだ自分の体を見てみると体中に血が付着していて
それから、肩から先が金属で出来た装甲が付いていてそこには血がべっとりと付いていた
「あ…ああ」
理解するのに対して時間はかからなかった
自分がここにいる大勢の人を殺したことに
バシュン。という音と共にその装甲は最初から無かったこのように消えた
その後すぐに自分は別の場所に転移させられた
side out
生存者 王らをあわせて4330人中5名
ページ上へ戻る