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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
  MirrorⅥ:仕組まれた罠/さらわれた聖女たち

ついにゲーム当日。
対戦カードは勿論、俺たちリアス・グレモリー対ディオドラ・アスタロトだ。

俺はゲーム前、アザゼル先生、サーゼクス様に観戦室ニ来てほしいと言われた
俺は部長に事情を説明し観戦室に行くことにした

観戦室に入ると、四大魔王やアザゼル先生達グレゴリの面々、
熾天使の人達、更にはその他大勢の神話系の重鎮達が集まっていた。

皆、俺が入ると一斉にこちらを見てくる。
やっぱり俺が異世界の戦士だからだろろう…

「翔一様」

俺は入るなり誰かに声をかけられた

「レイヴェル。お前も俺達のゲームを見に来たのか?」

「ええ、私はフェニックス家の令嬢ですから」

そこに立っていたのはレイヴェル・フェニックスだった。
確かに、フェニックス家は名家だからこう言う場には出席するだろう。

「あの…… 翔一様。何時かの約束…… 覚えていらっしゃるでしょうか?」

すると急にレイヴェルは頬を赤くして、こちらを見てくる。

約束…… 確か………

「もう…… これですわ!」

そう言ってレイヴェルは俺にバケットを差し出してくる。

その中に入っていたのは、チョコレートケーキだった。

「思い出した…… そういえばそんなこと言ってたな。ケーキがどうとか」

「え、ええ!約束しましたし!ケーキには自信がありますのよ!」

「そうか…だが今は受け取るのは無理かな」

「そ、そうですか……」

少し落ち込んだ表情をしてしまった。

「だけど、俺たちのゲーム勝利祝いにとっといてくれるか?」

すると急に元気を出し

「も、もちろんですわ!さらにおいしい紅茶をもてなしてあげます!」

「あ、ああ楽しみにしているよ」

こうして俺は次の人の処へとあいさつに行く

「ほっほっほ、久しいの翔一。元気しとったか?」

「オーディンの爺さん」

爺さんとは、初めて出会った時に無礼講で良いと言われ、
そう言う事なら遠慮なくと、爺さんと呼んでいる。

「久しぶりですわ、翔一さん」

「お元気でしたか?翔一君」

「ラケルにロスヴァイセさんも、二人とも爺さんの付き添いで?」

「はい、私は会長にオーディン殿の護衛を頼まれまして」

「す、凄い方とお知り合いなのですね。翔一様」

「まあ、ちょっとな」

爺さんと挨拶を終えると、今度はアザゼル先生とサーゼクス様にミカエルさんがやって来た。

「オーディン殿。遠路遥々ご苦労様です」

「道中、変化はありませんでしたか?」

「バラキエルも着いているんだ。そう簡単にやられるかよ」

「生意気な口を聞きおって… 若僧が」

な、なんか空気がかなり緊張している…
これがトップクラスの実力者の力か……

「翔一君」

「サーゼクス様」

「インタビュー、聞かせてもらったよ。君のゆう通り確かにまだ差別はなくならないけど、
私たちもこれから努力を惜しまず、君の言ったことを実現できるようにするよ

「よして下さいよ。自分が思ったとおりに言っただけですから」

「フフッ…… 変わらないな、君のそう言う所は」

「そうですか?」

「ああ」

和やかな空気になった所で、サーゼクス様は真面目な顔になっていた。

「君も知っての通り、今回のゲームは何が起こるか分からない……
ゲームは頼んだよ。リアスたちを守ってほしい」

「分かってます」

「…… 済まない。君にこんなことを任せてしまって…」

「謝らないでください。インタビューでも俺は言いました
手に届く範囲の人たちは絶対に守ると。ただ俺は有言実行をやっているにすぎません」

「…… ありがとう」

その時、ゲーム開始を告げるアナウンスが響いた。

〔まもなく、リアス・グレモリー様対ディオドラ・アスタロト様の
レーティングゲームが開始されます〕

「…… それじゃ翔一君。また」

「はい、また」

そう言ってサーゼクス様達は戻っていった。

俺も急いで部長たちの処に戻ることにした












…… 遂にやって来たぜ。
ディオドラ・アスタロトとレーティングゲームをする日が……

ハッキリ言って奴は最初からいけ好かなかった。
だが、あいつはアーシアをを狙うどころか、翼までも狙っていやがる!!

「イッセー、早く行くわよ」

「あ、はい部長」

「さてあとはショウイチが来るのを待つだけだけど」

どうやら翔一はサーゼクス様に呼ばれているそうだ。なので俺等は魔法陣の上で待っているが

「っ!みんな今すぐ魔法陣から…」

部長が何かいいかけだったが突然俺たちは魔法陣で飛ばされてしまった




「…… おかしいわね」

最初に異変に気がついたのは部長だった。
確かにおかしい、何時まで経ってもゲームが始まらない。
さらに翔一が来ないまま、ゲームフィールドに転移されたからだ

一体何があったんだ!?

すると、目の前に魔方陣が現れる。

いきなりディオドラか!?

そう思ったが……

「アスタロトの紋様じゃない!」

そう言って木場がが聖魔剣を出現させると同時に、皆戦闘体制に入った。

「全部悪魔の魔方陣…… 記憶が確かなら……」

部長が何かを言おうとすると、魔方陣がどんどん増えて千を越える数の魔方陣が現れた。

「禍の団カオスブリゲードの旧魔王派に傾倒した者たちよ」

!? ここで仕掛けて来やがったか!!

「偽りの魔王の血縁よ。ここで散ってもらおう」

旧魔王派ってことは、あれか?前に倒したカテレアって奴が所属していた奴か!

「キャッ!?」

「アーシア!…・うッ・・・・」

今の声と悲鳴はアーシアと翼!
振り返るとアーシアと翼がいなくなっていた

「イッセーさん!!」

声のする方へ皆が向くと、そこにはアーシアと翼を抱えたディオドラがいた。

翼は気絶させられていてぐったりしていた

「やあ、リアス・グレモリー。そして赤龍帝。アーシア・アルジェントと天鳳翼はいただくよ」

ふざけた事を!!!!

「アーシアと翼を離せクソ野郎!ゲームをするんじゃないのかよ!」

俺の叫びに、ディオドラは醜い…… 本当に醜い笑みを浮かべた。

「バカじゃないの?ゲームなんてしないさ。
君たちは禍の団(カオスブリゲート)のエージェントに殺されるんだからさ!
それとこの二人の誘拐がはかどるように、あの龍華翔一にはここに来てもらうのを
阻止させってもらったよ、彼がいない君たちなんて、弱すぎるからね」

「あなた、テロリストと通じたの?最低だわ。
しかもアーシアに求婚しておきながら翼にまで…… 万死に値する!」

「彼らと行動した方が僕の好きなことを好きなだけ出来そうだしね。
それに天鳳翼は小さいころに魔獣を送って僕が助けて眷属にしようと思っていたのに
あの異世界から来たふざけた、君の仲間が勝手に邪魔してくれてね。
本当にあいつは僕をイライラさせてくれるよ!!」

ま、まさか翔一がつばっさを助けたときに倒した魔獣はあいつの差し金だったのか!!

「ま、最期の足掻きをしてくれ。その間に僕は二人と契る。意味はわかるよね?」

「やらせると思ってんのかぁぁぁぁぁっ!!!!」

「やらせないぞ!!」

俺とゼノヴィアは斬りかかるが、ディオドラの魔力の弾で体制を崩し、地面にに激突する。

「イッセーさん!ゼノヴィアさん!――――」

アーシアと翼はディオドラと共に消えた。

「チクショォォォォォ!!!」

俺は二人を守れなかった…





 
 

 
後書き
どうも天の道です。

今回はディオドラのクソな表現を出してみました
いやー書いていて自分も「こいつをどう料理してやろうか」と考えました
そして翔一がレーティングゲーム乃送れる事態が発生しました!ですが次回復帰させます

では次回の後書きで…そしてもしかしたら今日中に更新可能かも知れないです


作者「みんな…俺に今日中に次回を投稿できる力を…」

オカ研メンバー「「「「「「自分で何とかしろ!!!!」」」」」」

作者「(´・ω・`)」 
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