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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第一章:体育館裏のホーリー/暴走する熾鏡龍
  MirrorⅢ:悩める仲間/二人の戦士

さてイリナの転入とディオドラの怪しいプロポーズ、そして歓迎会から数日が経っていた
そういえば歓迎会はすごい盛り上がったな
皆俺の料理を食べ始めたら、凄いとゆうか…変てゆうか…
例えばイッセーはなぜか口と目からレーザーのようなものを出し

『うーまーいぞぉぉぉぉぉぉぉぉーー!!!!』

とゆうリアクションだったり、女性陣は…

『あ、あん…このとろけるような食感』

『何かが来てしまいますわ…・あ、あぁぁぁぁぁぁん///』

と、なぜか全裸になるビジョンが見えた、そしてなぜかわからんが
女の大事な三つの部分は、髪や謎のの逆光によって見えなくなっていた

俺の料理…なんか危ないのかな…



そして今は俺のクラスはは駒王学園の体育祭の出場項目を決めているところだ

「はいはい!私、借り物レースに出まーす!」

そう言って元気よく手を上げるイリナ。

明るいな…だが、まだ数日なのにもうクラスに溶け込んでいる……
あの持ち前の明るさかな?おまけに男女問わず人気が高い、
既にファンクラブが出来ているとかいないとか。まあ、ルックスはいいほうだと俺は思う

イッセーはというと、ディオドラの事をまだ悩んでいるらしく、
ため息を吐いて窓の外を見ながら黄昏ていた

こればっかりはアーシア本人の問題だしな……しかもアーシアもこの一件以来
あまり元気がない。

俺もどうすればいいかよくわからない状況だ。
だがあのディオドラは絶対に何か裏がある

「兵藤」

不意にイッセーが桐生に呼ばれる。
イッセーは気がついてないみたいだが、桐生は怪しげな笑みを浮かべている。

絶対にイッセーニ何かさせる気だな…まあ、桐生はいいやつだからいいか…

「服、脇の所破けているわよ」

「えっ? うそっ!?」

「はーい決まり!」

脇の破れを確認しようとイッセーが手を上げた所で、
桐生が二人三脚の項目にイッセーの名前を書いた。

「あっ!? 汚えぞ桐生!」

「騙されるあんたが悪いのよ。えーっと…… パートナーは…… アーシアね?」

イッセーの後ろでは、アーシアが恥ずかしそうに手を上げていたのだった。
アーシアもイッセーを狙っている一人だからな…このイベントで決めるのか

















そして次の日から、学園全体で体育祭の練習が始まっていた。

「勝負だ!イリナ!」

「望む所よ!ゼノヴィア!」

で、今目の前でゼノヴィアとイリナがトラックを高校生の領域を超えた速度で爆走中。
しかもそれを見ても誰も疑問に思わないのは驚いた。…意外とそうゆうのに
鈍感なのかな、ここの学生や関係者は…

「しっかし…… 高速で動かれたら胸の動きがわからんな……」

「全くだ。揺れるから良いのに……」

「まあ女子のブルマが見れるだけでも眼福なんだがな!翔一!」

「いや…俺に同意を求めても困るんだが…」

ちなみに俺は変態三人組ニ付き合っている。まあ監視も含めてだが
あの三人が何かしでかすかわからないので迅速に鎮圧出来る様に待機している。

そういえば俺の競技種目はクラス対抗リレーのアンカーだ
理由は、間違って体育の授業で本気で走ってしまい、アンカーになった

ちなみにクラス対抗リレーで一意をとったクラスは、学食の半額券がもらえるらしい

「おっ、兵藤に翔一じゃないか!」

「あ、匙か」

「ああ、匙か…生徒会の活動ごくろうさま」

「ねぎらいの言葉ありがとうな!」

そうしていたら、匙がメジャー等の計測する器具を持ってやって来ていた。

「何やってんだ?」

「揺れるおっぱいの観察」

「この三人に付き合っているのと、監視だ」

「相変わらずだなぁ…」

まあ、仕方ないだろう…この三人が変わらないと俺みたいな役が必要だからな

「その包帯どうしたんだよ?」

「ああ、これか?」

イッセーが言って気がついたが、匙は右腕に包帯を巻いていた。
いつの間に怪我したんだろうか?

匙が少し包帯を外すと、そこには……

「…… なんだよ、これ」

「これはお前の神器なのか?」

「ああ」

蛇の様な痣がついていた。

「アザゼル先生曰く、この前のレーティングゲームが切っ掛けでなったらしい。
赤龍帝の神器が、俺の神器の中に眠る邪龍ヴリドラの魂に影響を与えたんだと」

「それ、大丈夫なのか?」

「特に問題話ないみたいだが…ただ、体に現れているのがな……」

そう言って匙は腕の一部を見せてきた。
そこには、イッセーや翼達と同じ様に、ドラゴン系神器の特徴である宝玉が小さく現れていた。

「…… これ呪われてんじゃね?」

「ヴリドラの呪いか……」

「怖い事言うなよ! ちょっと気にしてんだぞ!!」

なんか匙があっせている、そして匙は俺達に出場種目を聞いてきた。

「お前達は競技何に出るんだ?」

「俺はアーシアと二人三脚」

「俺はクラス対抗リレーのアンカーだ」

「追い、まじかよもうほかのクラスの勝ち目ないじゃん」

どうやら俺が対抗リレーに出る事がなぜかタクラスの優勝が薄れたらしい

「サジ、何をしているのです」

「唯でさえ生徒会には男手が少ないのですから」

匙の背後から、メガネ女子が二人こちらにやって来る。

ソーナ会長と、副会長の真羅先輩だ。

「はい!ただいま!!」

匙は、二人に呼ばれて慌てて行ってしまった。

『ヴリドラか…』

すると、隣でドライグがポツリと話し出す。

「ん?なんか知ってんのか?」

『いや、気にするな。俺とそいつの力のかなめである龍接触したことで、
奴の魂が反応しているだけだ』

『我と接触したことで、そんな反応をしたのか…この世界は実に面白い』

そういえば俺と契約した龍ミラーフィロアが最近俺によく話しかけたりする
よくわからないが…この世界を知りたいそうだ、

さらにこうやって俺を通してみんなと話せるようにもなっている

『それにしても、翔一といったか?お前にはつくづく驚かされる』

「え?なんでだ…」

『驚くよう要素しかお前には見当たらん…異世界の始祖神に転生させて
そしてそいつを宿し、そして悪魔の駒を変質させる…そして龍になったと思ったら
今度はお前の力で龍まで生み出す…本当にお前には驚かされるばかりだ』

「まあ、俺のアギトの力はそうゆう風に進化したんだ…それに
俺は前のアギトのスタイルより、今の戦闘スタイルがあっているんでね」

「そういえば翔一?お前は確か前の世界であの覇気って言ったか?
あれ以外に能力があったって聞いたが…もしかしてそれが関係しているのか?」

イッセーが話してきた、まあ別に話すぐらいならいいか

「まあ、関係はしているが…カードを使っていろいろなことをしていたな」

「そうなのか…まあ、お互い頑張ろうぜ」

「ああ、そうだな」








放課後、俺達は部室に集まって、次のレーティングゲームの為の各試合の映像を見ていた。
どれも素晴らしく、若手とは思えないゲーム運びをしていて、圧巻の一言だった。

その中でも異彩を放っていたのはサイラオーグさんだった。
何でも、才能ではなく努力でここまでのしあがって来たらしい。

戦ったことはないが、若手の集まりで会ったとき、強大なオーラを放っていたからな
この人が、この試合で放つ攻撃を作るためにどれだけ鍛錬していたがが想像がつかないほどに

「お前らも十分注意しとけ。彼奴は相手の精神を断つ程の気迫で向かってくる。
彼奴は本気で魔王になろうとしているからな。そこに一切の妥協はない」

こういう時のアザゼル先生の一言は、心にくる物がある。
その時、部室の片隅に魔方陣が現れた。

この紋章は知らないな…

「――――― アスタロト」

何?アスタロト…
今朱乃さんは小声だが確かにそう言った。

じゃあ現れるのは…奴か…

「ごきげんよう。ディオドラ・アスタロトです。アーシアに会いに来ました」

そして、魔方陣から張り付けた様な笑顔を浮かべた優男、ディオドラ・アスタロトが現れた。

ディオドラの訪問に、俺達は無意識に警戒していた。









その頃、薄暗い和室の中で羽衣狐と二人の男が座っていた

「すまんのう、わらわに付き合わせてしまって」

「問題ない…それよりお前の証言だと、俺たちと同じ仮面ライダーがいるのか?」

「そうじゃ、見た目もお前とそっくりだだぞキット。だが左手の籠手と頭部、そしてベルトの
紋章はからリ違っておうが…」

「俺とよく似ているライダー…あってみたいな。レンもそう思うだろ?」

黒いジャケットを着ている青年の名前はキット・テイラーといった

「ああ、確かに、俺もあってみたいな。
しかしあの日本人の男なんで俺たちをこの世界に呼んだのか…」

同じく黒いジャケットを着ていて体格が良いサングラスをかけた男はレンといった

かつてこの二人はとある世界で異星の侵略者ゼイビアックス将軍に立ち向かい
そして地球を守った二人である

「そうだな、レン。あのカンザキとかゆう男。俺たちの間の前にいきなり現れて
『この人間を救ってほしい・頼む』なんていわれたからな」

「確かに、俺たちはもう寿命を迎えてお互い死んだはずなのに
いきなりこの姿で復活させられ、この世界に来たのだからな」

キットとレンは不満を持ちながらもその人間を捜していた

「そうじゃ、おぬしたちが探している人間はどうゆう名じゃ?」

羽衣狐は二人に目的の人物の名前を聞く

「確か、ショウイチて言っていたな。」

「そうだな、俺たちはショウイチとゆうやつを捜している」

二人はその人物の名前を口にすると羽衣狐は驚いた表情をする

「どうした、羽衣?お前が驚くなんて珍しい」

「確かにどうかしたか羽衣?」

キットとレンは羽衣狐を心配するが

「おぬしたち…その翔一とゆう少年こそが
わらわが言っていた、ライダーじゃ」

羽衣狐の発言にきっととレンは驚く

「まじかよ!まさかお前が見つけるなんて!」

「驚いたぞ…まさかお前がショウイチを見つけるなんてな」

「じゃが…まだここを裏切るのは早すぎるのう…」

羽衣狐は最初から禍の団(カオスブリゲート)を裏切るつもりでいた
なぜなら彼女はこの組織の目的を探っていたのだ

「そうか…なら俺にいい考えがある」

「なんじゃ…レン?」

レンが何か思いついたような発言をする

「俺たちはお前と同時に裏切るこれは変わらないが
あのディオドラの作戦に乗りショウイチの実力を確かめに行く。これでどうだ?」

「そうだな!レン!それならショウイチと接触できるな!」

「じゃがいいのか?守るべきものと戦って?」

羽衣狐が若干心配そうにするが

「大丈夫だ、ただ質の実力がどんなものかを見るだけだ」

「そうだぜ、俺だってレンに同じことされたが大丈夫だ」

「なら、頼んだぞ。二人ともあの少年はわらわが若き頃の恩人じゃからな」

「ああ、わかった」

「大丈夫だ羽衣それじゃあ言ってくるぜ!」

こうしてレンとキットは和室から出て行った










 
 

 
後書き
どうも天の道です

さて今回は少し長めにお送りしました。
そして羽衣狐の仲間が登場しました。そして羽衣狐の探り
これを羽衣狐に指令を送ったのはもちろんあの、永遠の中二病の方です

それでは次回の後書きで…

感想など、たくさんお待ちしています 
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