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なぜか学園一のオタクの俺が学園ラブコメに巻き込まれている【オタコメ】

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第一部
第1章
  第二時限目『隣の席の』

-ツイてないな、俺もコイツ等も。「おまえ等何してんだ!」大きな声で怒鳴るこのガチムチは体育教師の松田先生だ。通称『ゴリ田』だ。先ほどからアイサインを送っていたのだ。最初目があったとき会釈されて何なんだこのゴリラ、と思ってしまった。しかし何度も目が合えば無論異常を察する、おまけに相手は大声のDQNだ。悟られないはずない。…ま、そんなこともあって教室に無事たどり着いた。「えーと、右側の列、前から6番目か…お、窓際!今日初めてのラッキーだな」どうやらこの学園は学期ごとにしか席替えをしないらしい。そして…「ちょっと、あんたそこ退いて!私が座るのよ!?」…今俺はクラスの注目の的だ。ていうか、何なんだ?この女、美形だが少しわがまますぎるぞ?「あのなぁ…ここは俺の席だ、黒板に張ってある席順表が見えないのか?おまえの席は右から5列目の一番うし…ろ?…っつーことは…?」「…あんたの隣よ、はい替わって!」「嫌にきまってんだろが!!つか隣ならそこでいいだろ!?」「嫌だ!!」「何でだぁぁぁ!?」するとガラッと戸が開いた。中にスラッとしたボーイッシュな女性が現れた。 
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