元吸血鬼の魔道士生活(休息中)
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修行が終わって
・・・・・・・・・・
ナツ「帰ってきたぞー!!」
ハッピー「あいさー!!」
グレイ「おおー!!」
エルザ「うむ」
ショウブ「あ~ウェンディ~後で魔法かけて~やる気でな~い」
ウェンディ「うん」
ルーシィ「私にもかけてー」
レビィ「私もー」
シャルル「ショウブキャラ変わりすぎじゃない」
ジェット「俺達…」
ドロイ「また蚊帳の外だな…」
あのとてもつらい修行があったせいか(と言っても苦しんだのは殆ど最後だけだが)とても元気に帰っている
ショウブ「にしてもあの修行苦しそうだったなー」
ルーシィ「あんたの方が苦しそうよ…」
グレイ「だな…」
『『『うんうん』』』
あの光景を思い出して苦笑いしてる皆
ショウブ「ふぅー、暫く家開けてたし、一度帰ろうかね~」
エルザ「あの家にか?」
ショウブ「あ~、今回は掃除にいくだけだよ。幻想郷の方にある家だけどな」
ナツ「お、じゃあ幽香にあえるのか」
ショウブ「今のお前じゃまだ敵わんよ。じゃ、いってくるわ」
そう行ってショウブは前に使った魔法陣を使って行った。
ナツ「そういえばあの時はすぐ外に出たからショウブの家はよく見てなかったよな」
ルーシィ「たしかに…ってまさか!!」
ナツ「魔法陣残ってるし、行ってみねえか」
ハッピー「おおー」
グレイ「いいなそれ!」
エルザ「私も気になるな」
ウェンディ「私も気になります」
シャルル「ちょっとウェンディ!」
ナツ「そうと決まれば行くぞ~!!」
・・・・・・・・・・
ナツ「あの時の地下だな」
ハッピー「うん」
グレイ「だな」
ナツ「取りあえず適当に回ってみるか」
ルーシィ「ちょっと、大丈夫なの」
ショウブ「そうだぞ」
ルーシィ「……」
全員が、ギ・ギ・ギ、と音が鳴りそうな感じで振り返る
ショウブ「なあ、お前ら」
ウェンディ「ショウブ…怒ってる?」
ショウブ「人の家にかってに入るのは不法侵入なんだぜ」
ナツ「え、あ、いや、これわ…」
ショウブ「まあ、いいけどよ。勝手に動くと普通の人間なら簡単に死ねるからな。気をつけておけ」
ウェンディ「怒ってないの?」
ショウブ「怒ってると言えば怒ってるがどうしようもないからな」
ウェンディ「え?」
ショウブ「あれ、見てみろよ」
ショウブが指さす方には鏡が見える
シャルル「なにも映ってないじゃない」
ショウブ「いや、よく見てみなって」
そういわれて見てみると鏡に何か映っている
エルザ「これは…」
それはショウブの家の玄関だった。が、その前ではアクノロギア(命名:ロギア)と七色の竜と巫女とスライムとなんかゴツイ虫見たいな奴が戦っている。
ルーシィ「うわぁ」
グレイ「ひでえなこりゃ」
ショウブ「ロギアと太陽竜と霊夢と神楽のスラリンが戦ってるんだよ。おかげで家の周りは荒れまくり。しまいにはイクセクトキングまででてくる始末。俺がやってもいいんだがやるともっとひどくなるからな、もう放置してんだ」
ハッピー「すごい状態だね」
ショウブ「と、折角来たんだ、飯でも食ってけ」
ナツ「いいのか!?」
ショウブ「ああ。ま、いまから調理するから時間かかるが」
ナツ「いい!!」
グレイ「飯が食えるとわ。てっきり追い出すかと思ってたぜ」
エルザ「私もだ」
ショウブ「さーてと「フグ鯨」と「ガララワニ」、「虹の実」、あとに「ビックリアップル」とってきますか」
ウェンディ「今からとてくるの?」
ショウブ「ん?ああ、食料庫に放し飼い状態だしな。なんならついてくるか?」
ナツ「行きたい!!」
グレイ「俺もだ!!」
エルザ「私も興味がある」
ウェンディ「わ、私も!!」
ルーシィ「わ、私は遠慮しとくわ」
ハッピー「おいらも」
シャルル「私もパス」
ショウブ「じゃ、いくぞー」
・・・・・・・・・・
今、どう見ても洞窟にしか見えない所を通っているショウブ達
ショウブ「まずはフグ鯨だな」
『フグ鯨?』
ショウブ「普段は深海にいるが10年に一度産卵のために浅瀬にくるんだよ。それがいまその十年目」
ナツ「深海にくらすのか?」
ショウブ「ああ、その間にうま味や老廃物がたまって行ってすごい珍味になるなんだ一匹三億もの値段がする超高級食材だな」
エルザ「ほう」
ショウブ「ほれ急いできたからな、もうついた。そこにいる白いのがフグ鯨だよ」
そこには50~60cmほどの白いフグがたくさんいる
ショウブ「ま、うまいんだが欠点があるとすれば、老廃物が毒袋としてたまっててな、それがすごい強力なんだ。個体によって毒袋の位置が違って、それを切っちまうと全身に毒が回って食えなくなる」
ウェンディ「ど、毒」
ショウブ「下手に刺激を与えるな。少しの刺激で全身に毒が回る。捕えるときはこいつを使って首元の神経を痙攣させろ。そうすれば毒袋を切らなければ毒はでねえ。こんな感じだ」
ショウブはたくさんのフグ鯨の一匹にそっと手を添えると首元に機械を押し当てる
ショウブ「初めてだし、一匹取れればいい方か。がんばってとってこい」
『おお!!』
するとたくさんのフグ鯨の一部が紫色になった
『え…』
ショウブ「いまの大声でフグ鯨が驚いて毒が回ったな」
ナツ「はあ!?」
ウェンディ「あ、また一匹紫に」
グレイ「あの紫のフグ鯨食えないのか?」
ショウブ「毒の致死量は常人で0.2㎎、鼠10万匹を殺すほどの超強力な毒だが、それでもいいなら」
グレイ「や、やめておく…」
ナツ「ふざけんなフグ鯨~!!」
ショウブ「おい、こいつ止めないとフグ鯨が全滅するぞ」
そうショウブが言うと三人が急いでナツを止める
グレイ「おい、やめろナツ!!」
エルザ「フグ鯨を食いたくはないのか!!」
ウェンディ「落ち着いてくださいナツさ~ん!!」
その間もフグ鯨は紫になる
ショウブ「もうこいつは後で俺がとっておくから次行くぞ次」
・・・・・・・・・・
ショウブ達は大きな沼にいる
ショウブ「おおう、沼蛇がやられてる。ガララワニはこいつと同じぐらいのはずだが」
エルザ「ちなみにガララワニはどのような味がするのだ」
ショウブ「一切れ3万程で売れるもので、高級タラバガニと霜降り肉を合わせたようなうま味のするもので有名だな」
ナツ「おお!!」
ショウブ「ただ、年と共に獰猛さと強さがましていく。一般的のが150歳だな」
すると沼から何かが出てくる。それは8本の足を持つワニ。赤い体だが、目は緑色で不気味に輝いている。体調30m程である
グレイ「でかっ!!」
ショウブ「あららこれ150とか300どころか600ぐらいだな」
ガララワニが口を開くとそこには大量のヒルがいる
ウェンディ「ヒルーーーー!!」
ショウブ「ヒルで血を吸わせて、その匂いを追って獲物を食ってるんだ。ところで、この程度相手にもならんと思うがどのぐらい実力が上がったか確かめてみるか?」
ナツ「ああ!!久しぶりに喧嘩だ!!」
グレイ「ワニだかなんだか知らんがちょうどいい」
エルザ「どれほどの腕かきになるものだ」
ウェンディ「ヒル…」
ちなみに厳しい修行で実力の上がったナツ達には足りなかったようで、そっこうで終わるという、たんなる出落ち要員だったかなしいガララワニである
・・・・・・・・・・
ショウブ達はでかい木の根元にいる
ショウブ「これは虹の実でジュル、あらゆるフルーツの味が凝縮したジュル、フルーツの王様だジュル。食べれば飲み込む前に幾度となく味が変わりジュル、その果汁は一滴垂らしただけで25mプールジュル、の水がジュースになるとさえ言われておりジュル、猛獣にかじられながらでも食うのを辞めない動物がでるジュル、ほどだ。その匂いに引かれてジュル、動物がこぞってやってくるジュル。実は一個5億もするジュル。それはいいとしてジュル、お前ら涎だしすぎだジュル」
ナツ「しかたないだろジュル」
グレイ「こんな匂いがするんだからジュル」
エルザ「今すぐ食べたいジュル」
ウェンディ「ショウブも涎たらしすぎだよジュル」
この後はなんとか食欲を抑え運んだよ
・・・・・・・・・・
ショウブ達はリンゴの森にきている。リンゴは顔がついてるが
ナツ「なんだ、このリンゴ…」
グレイ「顔がついてやがる…」
ショウブ「ビックリアップル。ビックリすればするほどうまくなる不思議なリンゴだ。結構簡単に驚くが、一般人には難しい。魔法でも見せれば驚くんじゃねえのか。値段は定められた、レベル100まであるビックリレベル×y万円となってる」
エルザ「ほう。ならば、換装」
エルザが鎧に換装すると、ビックリアップルの諤が外れ目を見開いている
ショウブ「レベル35ぐらいか」
エルザ「なに!?」
ナツ「火竜の鉄拳!!」
手に炎を纏った強力な一撃をくらって吹き飛ぶどころか塵になったのを見て近くのビックリアップルの顔が少し青くなった気がする
ショウブ「レベル40といったところか」
ナツ「どうだエルザ!!」
エルザ「ぐっ」
グレイ「氷刃・七連舞!!」
氷の刃による連撃で氷づけになったビックリアップル、その強靭な生命力で氷の中でプルプルしている
ショウブ「レベル49」
グレイ「どうだー!!」
ショウブ「まあ、一撃だとこのぐらいか。もっと連続したこうげきが必要だな。グレイのは氷ついて逆に驚けてなかったしな」
ウェンディ「じゃあ、天竜の咆哮!!」
咆哮による一撃とその衝撃による強い突風が起きる、そこにさらに天竜の咆哮をし、まるで竜巻の光景になったことで、ビックリアップルは顔を青くし、ガクガク震えている
ショウブ「レベル66」
ウェンディ「やった!」
『な、なに…』
ウェンディに負けたのがショックだったのか倒れた3人
ショウブ「ついでだし俺もやっとくか。七龍」
さまざまな属性魔法で作られた龍はショウブの周りに集まり八岐大蛇がごとく陣取っている。そしてその龍による咆哮でビックリアップルは顔を青くし、体中から汗を出している。心なしか少し歪んでいる気がする
ショウブ「レベル90ってところか」
ナツ「すげー魔法だな!!」
グレイ「俺達じゃ真似できねえ!!」
エルザ「相変わらずすごいな」
ウェンディ「凄い魔力!!」
ショウブ「さてあいつ等のためにもう少しとってくか」
・・・・・・・・・・
ルーシィ「やっと帰ってきた」
ハッピー「遅いよナツ」
シャルル「いつまで待たせるのよ」
ショウブ「ごめんごめん、いま作るからまっとけ」
ショウブ「さ、まずはビックリアップルだ」
ルーシィ「なにこのリンゴ…」
ショウブ「ちなみに驚いてるやつほどうまいぞ」
ハッピー「あ、本当だー!!」
シャルル「おいしいわね」
ルーシィ「ってもう食べてるし~!!」
ナツ「おお、うまい!!」
グレイ「氷漬けで食いづらいな」
エルザ「30でも以外とうまいものだな」
ウェンディ「わぁー、おいし~!!」
ショウブ「次、フグ鯨の刺身」
ナツ「うぐぐ、フグ鯨め…」
ハッピー「どうしたのナツ?」
シャルル「フグ鯨をいっぱいだめにして、それでくやしがってるのよ」
ショウブ「ほう、ならお前だけフグ鯨捕ってくるか?」
ナツ「いえ、なんでもございません!!」
ルーシィ「うわあ」
ショウブ「はい、ガララワニのステーキ」
ナツ「うめぇええええええ!!」
グレイ「タラバガニのような味!!」
エルザ「霜降り肉の様な味!!」
ウェンディ「ん~~!!」
ルーシィ「幸せ~」
ハッピー「おおー!!」
シャルル「おいしい」
ショウブ「デザート、虹の実ゼリー」
ナツ「!!」
グレイ「口の中で味が三回変化した!!」
エルザ「凝縮マンゴー300個の甘み!!」
ルーシィ「ときどき広がる酸味はレモンやキウイ以上!!」
ウェンディ「また味が!!」
ハッピー「また変わった!!」
シャルル「ろ、六回も味が変わるなんて…」
ショウブ「ああ~うまい~~(泣)」
『『幸せ~』』
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ルーシィ「おいしかったー」
ハッピー「うんうん」
シャルル「ほんと」
ショウブ「久しぶりの客人だしこの前はもてなせなかったからそのお詫びに、虹の実のジュースと
特殊な方法で作った特製びっくりレベル100のビックリアップルを一人一個づつくれてやる」
ナツ「いいのか!!」
ショウブ「ああ、売るも食うも捨てるも自由だ」
エルザ「売るなんて勿体ない!!」
ナツ「食う!!」
グレイ「一択だ!!」
ウェンディ「んふふふ~♪」
ちなみにナツはギルドで自慢して結果大騒ぎになった
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