| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千六百九十七話  推理小説は

第五千六百九十七話  推理小説は
 マーク=トゥエインさんだけでなくです、黎明期と言っていいアメリカには偉大な作家さんが出ていました。
 その人についてもです、アメリカは日本にお話しました。
「エドガー=アラン=ポーさんも凄いぞ」
「アッシャー家の崩壊、黒猫ですね」
「そしてモルグ街の殺人だぞ」
「代表作も多い方ですね」
「この人もいたぞ」
「推理小説をはじめられた方ですね」
 ポーさんについてです、日本はこう言いました。
「コナン=ドイルさんよりも先に」
「そうだぞ、まさにこの人からだぞ」
「不遇の一生でしたが」
「色々誹謗中傷する人もいたんだ」
 アメリカはこのことは残念なお顔で述べました。
「だからあの人の悪評については注意して観ないといけないんだ」
「実際は悪評にある様な方ではなかったですね」
「最後まで清貧な一生だったぞ」
 不遇の中でもです。
 そのポーさんが後世に残してくれた遺産は素晴らしいものでした、推理小説という素晴らしい遺産でした。


第五千六百九十七話   完


                         2016・7・4
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧