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マヴラヴ―THE ORIGINAL ESCAPE―

作者:ゆめれん
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もうひとつのおとぎ話

夢を....見ていたんだ......それは......

「......こ....ここは.......」

何かの施設か?嫌...おかしい......何故俺がモルモット何だ...

そんな考えをさも無かったように凛とした声が
スピーカーから流れてきた。

「随分....長いお目覚めだな?....お前の名は」

「神羅 弌千(しんら かずち) 特務強襲大佐の筈だ」
コードが沢山あるな....外すか......ブチッ...ブチッ

「なるほど...だがな....【神羅 弌千】と言う男は2年前に
死んでいる。この言葉の意味......分かるだろう?」

あーそう言うことかハイブ攻略は失敗して、さらに2年も寝たきりだった。って訳だ....

「此方としては話しやすくしたいから、そちらの名前を
教えてはもらえないだろうか?」

出来れば....顔を見て話したいが......まぁ無理だろう

それから十数秒した後....一人の女性がやって来た。

「驚いたかな?弌千大佐....どうせならタイマンで話
をする方が良いかなと思ったのだが......効果大だった様だ」

「それで私の名前だが....威剱 新華(いつるぎ あらか)大佐
だ。階級も同じだしな......新華と呼んでくれ」

「分かった、俺も弌千と呼んでくれ、だが....さっきの声じゃないな....まぁ当然か」

「よく分かったな......これまで声の違いに気付いたのは
数えるほどだ」

「まぁそんな事はどうでもいいな......単刀直入に聞く
お前は人類か?BETAか?」

.............次回へ続く!!





 
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