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『Talk rot』

作者:零那
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『Critical』



光の粒が零れる
美しき宝石の如く
滴り落ちてく

其の綺麗な雫を
拭えるのは
こんな醜く汚い
手じゃ無い

どうしたらいい?
不条理なほど
高鳴る胸に深呼吸

こんな美しい貴女を
守れる自信など
皆無だってのに...

馬鹿みたいな正義感
迷惑なほど湧いて
僕は貴女を守りたい
そう想ったんだ

己の問題も山積み
闇の中の筈なのに
貴女が美し過ぎて
たったひとつの
光だと想ったんだ

腐敗しきった筈の
僕の心は
貴女色に占拠
されてった...


 
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