ヘタリア学園
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第五千六百三十二話 ロシアにしては優しい警告
第五千六百三十二話 ロシアにしては優しい警告
ポーランドはリトアニアからそのお話を聞いてチュロスを食べている手を止めて仰天しました。
「えっ、生徒会長の国民そんなことしたん!?嘘ちゃうん!?」
「俺も最初そう思ったけれど本当なんだよ」
リトアニアは真剣そのもののお顔でポーランドにお話します。
「冬季オリンピックで生徒会長の選手が金メダル取れなくてね」
「それで金メダル取ったロシアの上司に殺害予告出したん」
「ツイッターでね」
しかもご丁寧に英語やお国の言葉で、です。
「命が惜しくばメダルを返上せよってね」
「書いた奴こそ生徒会長と一緒に死ぬ気なん?」
ドン引きして聞くポーランドでした。
「そいつこそ命惜しくないんちゃうん」
「そうだよね、本当にね」
リトアニアもそうしたお顔です。
「それでロシアさん核兵器搭載出来る爆撃機を飛ばしたんだよ」
「ロシアにしては優しいしーー」
ロシアの怖さを知っているからこその言葉です。
「詩的ですらあるレベルちゃう?」
「生徒会長の国民さん達大人気ないって笑ってたけれどね」
これ位の警告はロシアでは詩を読む程度みたいです、カラマーゾフみたいな長編レベルの実行が基本の国なので。
第五千六百三十二話 完
2016・5・31
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