ヘタリア学園
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第五千六百三十話 ロシアの神話
第五千六百三十話 ロシアの神話
ロシアは日本に自国の神話のことをお話しました。
「実はあまりないんだよね」
「体系化される前にキリスト教が入ってでしたね」
「それで消えたんだよね」
神々の姿が出来上がる前にです。
「これがね」
「そう聞いていますが」
「あとイリア=ムウロメツはね」
「伝説ですね」
「この英雄は神様じゃないからね」
あくまで英雄です。
「物語はあってもね」
「神話はないのですね」
「これといってね、ただね」
「それぞれの民族の土着神はですね」
「あるよ」
この辺り多民族国家です。
「それはあるけれどね」
「ロシアさんご自身の神話はないと」
「ぢょっと寂しいね」
このことについてはというのです、この辺りギリシアや北欧と違うのがロシアです。スラブ神話は体系化する前に消えてしまったのです。
第五千六百三十話 完
2016・5・30
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